Go to contents

KBOで「2球で奪三振」の珍記録、ピッチクロック導入以来初

KBOで「2球で奪三振」の珍記録、ピッチクロック導入以来初

Posted April. 22, 2025 09:00,   

Updated April. 22, 2025 09:00


野球で三振は打者が3ストライクを宣告されてアウトになることを意味する。ところが、20日に行われたKT対キウムの試合では、これまでの野球常識を破る珍記録が出た。それは「2球での奪三振」だった。主演はKT投手のコ・ヨンピョ(34)で助演はキウム2年目のキム・ゴンヒ(21)だった。

同日、先発登板したコ・ヨンピョは好投を続け、9回にもマウンドに立った。9回裏に先頭打者キム・ゴンヒを相手にしたコ・ヨンピョは、1、2球ともチェンジアップを投げて空振りを誘った。ボールカウントはノーボール2ストライク。3球目を投げる前に、コ・ヨンピョが打席を指さしながら主審に何かをアピールした。主審は直ちにキム・ゴンヒにピッチクロック違反を宣告し、カウントにストライク一つが追加され、キム・ゴンヒは三振アウトとなった。今年から韓国プロ野球に導入されたピッチクロック制度が、これまでの野球常識を完全に変えてしまったのだ。

KBOのピッチクロック規定によると、投手は走者がいない時は20秒、走者がいる時は25秒以内に投球しなければならない。これを違反すれば自動的にボールが宣告される。打者は33秒以内に打席に入らなければならず、タイマーが8秒になる前に打撃の準備を終えなければならない。これに違反すれば、自動的にストライクが宣告される。キム・ゴンヒも同日、2ストライクの状況で打撃の準備時間が長くなり、ピッチクロックを違反してバットを振ることもできなずに三振を喫してしまった。

では、野球のスコアブックにキム・ゴンヒの三振はどう表記されるのだろうか。昨年までは、ストライクに打者がバットを振らないで見守った場合は「〇」、打者が空振りした場合は「Ø」と表記した。ピッチクロックで記録されたストライクは「〇」の中に「V」を入れた「ⓥ」と表記する。「V」は「違反」を意味する「Violation」の頭文字だ。同じく投手のピッチクロック違反で追加されたボールは「V」と表記される。同日、9回裏のキム・ゴンヒの打席は、カウントの欄には「ØØⓥ」、結果欄には三振を意味する「K」がそれぞれ記録された。

2023シーズンからピッチクロックを導入した米大リーグでも「2球三振」がたまに出る。サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ、27)も先月2日、ロサンゼルス・ドジャースとのオープン戦でピッチクロック違反でボール2つで三振を喫したことがある。


チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com