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「ロシア派遣の北朝鮮兵、給与の4分の3以上を上納」

「ロシア派遣の北朝鮮兵、給与の4分の3以上を上納」

Posted March. 27, 2025 08:52,   

Updated March. 27, 2025 08:52


ウクライナ戦争に派遣された北朝鮮兵がロシアから受け取る給与の4分の3以上を北朝鮮当局が取っていることが分かった。最大激戦地のクルスク戦場に投入され、弾除けの役割として死地に追いやられた派遣兵一人一人が受け取るべき給与の大半が、事実上北朝鮮の核開発資金に流れていることになる。

北朝鮮の事情に詳しい消息筋は26日、「派遣兵1人当たりが受け取る月給は2千ドル(約293万ウォン)程度だが、このうち400~500ドルを除いた残りは北朝鮮当局に上納していると聞いている」と語った。別の消息筋は、「給与を全く受け取っていない北朝鮮兵も相当数いるという」と伝えた。ロシア当局が支給する北朝鮮兵の給与が、事実上核開発を含む金正恩(キム・ジョンウン)政権の体制維持に活用されているということだ。昨年10月、韓国国家情報院は国会情報委員会で、ロシアが北朝鮮兵に1人当たり月2千ドル程度を支給していると把握していると報告した。

北朝鮮は、特殊部隊である暴風軍団と偵察総局所属で構成された兵力約1万1千人を昨年10月にロシアに派遣し、同年11月に戦線に投入したのを皮切りに、今年初めにも約1千人の兵力を追加派遣したという。現在までに死傷者数は戦死者数百人を含め、約4千人にのぼるとされる。

情報当局は、北朝鮮内部にもこのニュースが広まり、動揺が広がっていると把握している。北朝鮮軍が戦場に投入されてから4ヵ月余りが経過したが、北朝鮮とロシアはいずれも派兵の事実を公式に認めていない。国家情報院は、「北朝鮮内の派兵ニュースは、北朝鮮当局の口封じにもかかわらず、ひそかに拡散されている」と明らかにした。


申圭鎭 newjin@donga.com