
慶尚道(キョンサンド)地域で燃え上がった山火事が、発生してから4日目の24日まで消えなかった。サッカースタジアム1万2475個分の山林が被害を受けた中、一部の地域では強風で山火事が燃え広がり、住民だけでなく消防隊員にも避難命令が下された。27日まで雨の予報がないため、被害はさらに大きくなる見通しだ。
同日、中央災害安全対策本部(中対本)によると、午前9時基準で中・大型山火事を消し止めているところは、慶尚南道山清(キョンサンナムド・サンチョン)と慶尚北道義城(キョンサンブクド・ウィソン)、蔚山蔚州(ウルサン・ウルジュ)、慶尚南道金海(キムヘ)の4カ所だ。同日まで被害を受けた山林の面積は8700ヘクタールで、前日(7788ヘクタール)より912ヘクタール増えた。この地域の住民2742人が仮設住宅に避難し、住宅や寺院などの建物162ヵ所が被害を受けた。
最初、山火事が最も激しいところは山清だったが、この日を境に義城の状況がさらに深刻になっている。義城の山火事は3日間燃え続け、被害面積も前日より780ヘクタール増の6861ヘクタールに拡大した。義城郡では、24日午後2時34分に発送した災害メールで、「現在、山の中にいる鎮火隊員は安全な場所に避難せよ」と命じた。秒速15メートル以上の強風に乗って炎が燃え広がり、鎮火率は71%に止まっている。山火事で、瑞山(ソサン)~盈徳(ヨンドク)高速道路盈徳方面の點谷(チョムゴク)サービスエリアの建物で火災が発生した。
21日から4日間続く山清郡矢川面(サンチョングン・シチョンミョン)の山火事は、強風に乗って燃え広がり、11キロ以上離れた河東郡玉宗面(オクジョンミョン)まで広がった。被害地域は1502ヘクタールまで増え、鎮火率は68%にとどまっている。蔚州郡でも、22日に発生した山火事の鎮火に難航し、鎮火率は66%に止まっている。被害面積も、前日の192ヘクタールから394ヘクタールに増えた。
同日、矢川面では、明け方に住民の避難を支援するために移動していた消防車が、傾斜路で横転し、消防隊員2人が負傷した。
山火事の原因を調査している関係当局は、蔚州と義城山火事の失火者をそれぞれ特定し、調査する方針だ。蔚州郡特別司法警察は、60代の男性を、義城郡特別司法警察は50代の男性を山林保護法違反の容疑で立件した。蔚州山火事の失火者は、山中にある仮小屋で火種が飛び散る溶接作業中に、義城山火事の失火者は山頂の墓地を整理している最中に山火事を起こした疑惑がもたれている。
山清=ト・ヨンジン記者 義城=チャン・ヨンフン記者 0jin2@donga.com






