
韓国人は1週間に誰かと一緒に夕食を取る回数が平均1.7回に過ぎないことが分かった。また、韓国人が自分の全般的な生活の質を自ら評価した主観的幸福度で、韓国は147ヵ国のうち58位だった。
国連の持続可能な解決ソリューションネットワーク(SDSN)が20日に公開した「世界幸福度報告書2025」によると、韓国人のいわゆる「夕食一人飯」の頻度は主要20ヵ国(G20)の中で最も多かった。また、人生で幸福感を感じる水準も、調査対象国のうち辛うじて上位40%以内に入った。
今回の報告書は「食事共有」、すなわち他人と共にする食事が人生の満足度と直結する要素だと規定した。これに伴い、韓国人の夕食の「一人飯」の高い頻度は相対的に人生の満足度が高くないことを示す指標とも解釈される。また、人同士の交流が少ないという意味するものとも解釈される。
研究を進めたユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のアルベルト・プラティ教授は、東亜(トンア)日報に対し、「英オックスフォード大学の学生食堂には映画『ハリー・ポッター』シリーズに出てくるような木製の長テーブルを置く伝統がある」とし、「職場や学校などの機関が構内食堂をこのような形で作って人々を近くに座るよう誘導することも一つの方法だ」と提案した。
洪禎秀 hong@donga.com






