「体が壊れても国民を守れれば光栄」という栄誉ある制服たち
Posted March. 21, 2025 08:29,
Updated March. 21, 2025 08:29
「体が壊れても国民を守れれば光栄」という栄誉ある制服たち.
March. 21, 2025 08:29.
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海軍海難救助戦隊(SSU)救助官のハン・ドクス准尉は、ベテランの深海潜水士で、30年間、さまざまな海上災害現場に投入され、多くの命を救助し、遺体を収拾してきた。2002年の第2延坪(ヨンピョン)海戦のチャムスリ号で、最後まで操舵室を守っていたハン・サングク中佐の遺体を収拾したのもハン准尉だ。人を救う特殊部隊で仕事をするという誇り、失踪者を捜し出し家族のもとに送り返すやりがいに生きるというハン准尉は、長い深海潜水生活で鼓膜が損傷し、永久的耳鳴り判定を受けた体で、20日、第13回「栄誉ある制服賞」の授賞式で大賞を受賞した。栄誉ある制服賞とは、国民の生命と財産を守るために働く軍人や警察、消防公務員の労苦と犠牲を称えるために、2012年に東亜(トンア)日報とチャンネルAが制定した賞で、今年はハン准尉を含め12人の制服公務員が受賞の栄誉に輝いた。大賞に続く制服賞受賞者7人のうち2人は、「麻薬との戦い」で功を立てた人たちだ。京畿道烏山(キョンギド・オサン)警察署のユ・ビョンリュル警監は、外国人専用クラブで密輸総責任者を含めて71人を逮捕し、仁川(インチョン)海洋警察署のキム・サンボム警監は、韓国国内に潜入したカナダ販売総責任者を検挙し、122万人分のコカインを押収した。為民賞受賞者4人の功績は、国民の安寧を守るためには、自分の体を犠牲にする勇気が必要であることを痛感させる。故キム・ウテ総警は2023年、慶北聞慶(キョンブク・ムンギョン)警察署長として勤めていた当時、大雨の現場で1ヵ月以上復旧作業を行い、享年50歳で過労で殉職した。故キム・ヨンス消防尉は、江原カンソン消防派出所時代、山火事の現場に出動する途中、消防車転覆事故で死亡した。殉職当時38歳だった。道路に倒れた市民を救急車に乗せようとして、追突事故で5回も手術を受けたソウル広津(クァンジン)消防署のユン・ヨンフム消防尉、火災が発生した漁船から船員5人全員を救い、足に怪我を負った東海海洋警察署江陵(カンヌン)交番のカン・ドンジン巡査もいる。このほか、空軍初の女性開発試験飛行操縦士としてKF-21の開発に貢献したチョン・ダジョン少佐、ビラ(長屋のような集合住宅)の火災現場で4歳の子供と母親を救助したソウル新大方(シンデバン)交番のイ・ガンハ警部補、6メートルの波と死闘を繰り広げ、遭難漁船の船員11人全員を救助した東海海洋警察署のキム・ホンユン警正らが制服賞を受賞した。制服たちの勤務地は空や地、海、炎の中で違ったが、皆「私の身が壊れても、国民を守ることができて光栄だ」と話した。制服たちの献身に感謝し、故人となった制服の英雄たちには永眠を祈る。
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海軍海難救助戦隊(SSU)救助官のハン・ドクス准尉は、ベテランの深海潜水士で、30年間、さまざまな海上災害現場に投入され、多くの命を救助し、遺体を収拾してきた。2002年の第2延坪(ヨンピョン)海戦のチャムスリ号で、最後まで操舵室を守っていたハン・サングク中佐の遺体を収拾したのもハン准尉だ。人を救う特殊部隊で仕事をするという誇り、失踪者を捜し出し家族のもとに送り返すやりがいに生きるというハン准尉は、長い深海潜水生活で鼓膜が損傷し、永久的耳鳴り判定を受けた体で、20日、第13回「栄誉ある制服賞」の授賞式で大賞を受賞した。
栄誉ある制服賞とは、国民の生命と財産を守るために働く軍人や警察、消防公務員の労苦と犠牲を称えるために、2012年に東亜(トンア)日報とチャンネルAが制定した賞で、今年はハン准尉を含め12人の制服公務員が受賞の栄誉に輝いた。大賞に続く制服賞受賞者7人のうち2人は、「麻薬との戦い」で功を立てた人たちだ。京畿道烏山(キョンギド・オサン)警察署のユ・ビョンリュル警監は、外国人専用クラブで密輸総責任者を含めて71人を逮捕し、仁川(インチョン)海洋警察署のキム・サンボム警監は、韓国国内に潜入したカナダ販売総責任者を検挙し、122万人分のコカインを押収した。
為民賞受賞者4人の功績は、国民の安寧を守るためには、自分の体を犠牲にする勇気が必要であることを痛感させる。故キム・ウテ総警は2023年、慶北聞慶(キョンブク・ムンギョン)警察署長として勤めていた当時、大雨の現場で1ヵ月以上復旧作業を行い、享年50歳で過労で殉職した。故キム・ヨンス消防尉は、江原カンソン消防派出所時代、山火事の現場に出動する途中、消防車転覆事故で死亡した。殉職当時38歳だった。道路に倒れた市民を救急車に乗せようとして、追突事故で5回も手術を受けたソウル広津(クァンジン)消防署のユン・ヨンフム消防尉、火災が発生した漁船から船員5人全員を救い、足に怪我を負った東海海洋警察署江陵(カンヌン)交番のカン・ドンジン巡査もいる。
このほか、空軍初の女性開発試験飛行操縦士としてKF-21の開発に貢献したチョン・ダジョン少佐、ビラ(長屋のような集合住宅)の火災現場で4歳の子供と母親を救助したソウル新大方(シンデバン)交番のイ・ガンハ警部補、6メートルの波と死闘を繰り広げ、遭難漁船の船員11人全員を救助した東海海洋警察署のキム・ホンユン警正らが制服賞を受賞した。制服たちの勤務地は空や地、海、炎の中で違ったが、皆「私の身が壊れても、国民を守ることができて光栄だ」と話した。制服たちの献身に感謝し、故人となった制服の英雄たちには永眠を祈る。
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