
サッカー韓国代表の次世代サイドFW、オム・ジソン(23、スウォンジ・シティ)がイングランド進出後、30試合目で初ゴールを決めた。
オム・ジソンは9日、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のミドルスブラ戦で左FWとして先発出場し、前半26分に先制ゴールを決めた。ペナルティーエリア近くから右足でカーブシュートを放ち、ネットを揺らした。スウォンジー・シティが1-0で勝利し、オム・ジソンのゴールは決勝ゴールになった。
オム・ジソンは韓国プロサッカー・Kリーグ1(1部)の光州(クァンジュ)に加入した2021年に19歳でパウロ・ベント前監督が率いた韓国代表チームに抜擢された。Kリーグ通算108試合(2部リーグ記録を含む)でプレーし、20得点を記録したオム・ジソンは、昨年7月、スウォンジー・シティに移籍した。その後、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる代表メンバーにも名を連ねたが、昨年10月、ヨルダンとの2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選で膝を痛め、しばらく試合に出場できなかった。
負傷の影響でイングランド舞台への適応に苦労したオム・ジソンは同日、スウォンジー・シティで行われた30回目の公式戦でデビューゴールを決めた。前日までは2アシストだけを記録していた。スワンジー・シティのアラン・シーハン暫定監督は「素晴らしい初ゴールを決めたオム・ジソンが今後さらに多くのゴールを入れることを期待する」と話した。
ベルギー・ジュピラー・プロリーグ(1部)KRCヘンクでプレーするFWオ・ヒョンギュ(24)は同日敵地行われたFCVデンデルEH戦で決勝ゴールを決めた。オ・ヒョンギュは、0-0で迎えた後半40分に途中出場し、後半アディショナルタイムにチームが得たPKのキッカーを務め、ゴールネットを揺らした。オ・ヒョンギュのシーズン得点は9ゴール(レギュラーリーグ6得点)になった。オ・ヒョンギュは洪監督率いる代表チームのFW要員の一人だ。昨年の北中米W杯3次予選では途中出場だけで4試合に出場し2ゴールを決め、「特級ジョーカー」の役割を果たした。
欧州組のFW陣がそれぞれのクラブで大活躍した中、洪監督は10日、今月の北中米W杯3次予選に出場する代表メンバーを発表する。B組首位を走っている韓国は20日、高陽(コヤン)総合運動場でオマーン(4位)と第7戦を、25日に水原(スウォン)W杯競技場でヨルダン(3位)を相手に第8戦を行う。
鄭允喆 trigger@donga.com