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金慧成がオープン戦で初本塁打、キウム同期の李政厚は複数安打

金慧成がオープン戦で初本塁打、キウム同期の李政厚は複数安打

Posted March. 03, 2025 09:06,   

Updated March. 03, 2025 09:06

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米大リーグのルーキー、金慧成(キム・ヘソン、26、ロサンゼルス・ドジャース)が「親友」李政厚(イ・ジョンフ、27、サンフランシスコ・ジャイアンツ)との今季オープン戦で初めて対決し、これまでの不調を吹き飛ばす初本塁打を放った。李政厚も今季オープン戦で初の複数安打で応えた。

金慧成は2日、米アリゾナ州グレンデールにあるキャメルバックランチで行われたジャイアンツとのオープン戦で、メジャー初本塁打を放った。同日、8番・遊撃手として先発出場した金慧成は5回裏の第2打で1死走者なしの場面で、2-2の同点に追いつくソロ本塁打を放った。相手の3人目の投手メイソン・ブラック(26)の時速147.4キロの初球ファストボールを捉え、左越えに運んだ。打球速度は時速153.9キロ、発射角度は31度だった。

金慧成はこれに先立って、3回裏の第1打席では5球目に四球を選び、良いスタートを切った。後続のグリフィン・ロックウッド・パウエル(27)が左翼手の横に抜ける2塁打を打つと、金慧成は俊足を生かしてホームに帰った。続いて7回裏には無死1塁で2塁ゴロを打ったが、素早く1塁を踏んでダブルプレーを防いだ。金慧成は7回裏にも後続の連続安打でホームに返り3得点を記録した。金慧成は同日のオープン戦で自身の初本塁打、初打点、初得点、初長打を全て記録した。

金慧成は同日まで6試合で14打数1安打(打率.071)と振るわなかった。慣れない環境に適応する中、球団の提案で打撃フォームまで修正したが、なかなか感覚をつかめなかった。現地ではマイナーリーグでシーズンを始めなければならないという評価がささやかれ始めた。金慧成は同日の試合で打率を.125に引き上げた。

金慧成は試合後、「初本塁打が出て嬉しいし、意味も大きい。初球から積極的に打ちに行こうとした」と笑顔で語った。彼は「本塁打を打って初インタビューもした。これからできるだけ沢山インタビューをしたい」と付け加えた。チームメイトで同じ事務所(CAAスポーツ)に所属しているスーパースターの大谷翔平(31)のアドバイスも役に立った。金慧成は「大谷に野球について多くの質問をしたが、迷わず答えてくれて本当に感謝している」と話した。どんな質問をしたのかと聞いたら「秘密です」と答えた。

プロ野球キウム入団同期の李政厚は同日、3番・中堅手として先発出場し、3打数2安打1打点を記録した。初打席の1回表には、1死3塁で先発投手マット・サウアー(26)を攻略し、適時二塁打を放った。続いて3回表にも安打を追加した。李政厚の打率は.222から.333に上がった。

金慧成と李政厚は3回表の投手交代の時間に2塁ベース近くで会話をした。試合が終わった後は、近くの韓国料理店で夕食を共にした。試合はドジャースが6-5で勝った。


姜泓求 windup@donga.com