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化粧する小学生たち、「口紅などのコスメ」が11%

化粧する小学生たち、「口紅などのコスメ」が11%

Posted February. 26, 2025 09:20,   

Updated February. 26, 2025 09:20


韓国の小学生10人に1人は、口紅などのコスメを使っていることが分かった。コスメを使う小学生のうち、化粧を始める時期は5年生が最も多かった。容貌を重視する社会雰囲気とオンラインにあふれる「キッズメイクアップ」等のコンテンツが、幼い児童たちを容貌強迫に追いやるという指摘が出ている。

25日、食品医薬品安全処によると、昨年5~11月に全国の小学生9274人、中高生4678人の1万3952人を対象に行ったアンケートで、小学生の11.1%(1025人)がコスメを使用すると答えた。中高生は25.6%(1196人)がコスメを使っていた。

小学生がコスメを始めた時期は、5年生(32.1%)が最も多かった。コスメを使ったことがある1025人のうち、幼稚園の時に初めてコスメを使った児童は36人(3.5%)、小学校1~3年生という回答も177人(17.3%)に上った。

実際にユーチューブなど動画プラットフォームでは、「幼稚園児のメイクアップ」、「小学校登校メイクアップ」等のコンテンツをよく目にできる。動画には、「幼い頃から化粧を始めれば皮膚が壊れる」と心配するコメントもあるが、「化粧法を学びたい」と羨ましがる10代購読者も少なくない。今回のアンケートで、小学生の38.9%はユーチューブやインスタグラムなどを通じて化粧品関連情報を得ると答えた。

専門家らは、あまりにも若い年齢でコスメを始めれば、肌に副作用が発生する恐れがあると懸念している。食品医薬品安全処は、「化粧品の成分により毛穴が詰まることがあるので、できるだけコスメは避け、使ったときは洗顔を丁寧にしなければならない」と呼びかけた。友人同士で化粧品を共有すれば、化粧品が汚染される恐れもある。食品医薬品安全処は、「昨年、アリやテムなど海外直接購入プラットフォームで購入したコスメから、鉛やニッケルなどの重金属が基準値を超えて検出された事例がある」とし、海外からの直接購入時に注意することを呼び掛けている。


朴星民 min@donga.com