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西部地裁暴力乱入のデモ隊56人を拘束

Posted January. 23, 2025 08:38,   

Updated January. 23, 2025 08:38


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の身柄拘束に抗議してソウル西部地方裁判所に乱入し、警察を殴ったり器物を壊したりするなど、集団暴動を起こしたデモ隊56人が22日拘束された。労働組合や大学生団体など特定組織に属していない一般市民が一つの事件で50人以上拘束されたのは前例がないという評価が出ている。

この日、西部地裁のホン・ダソン判事とカン・ヨンギ判事は、これに先立ち18日と19日の間に西部地裁の中と外で暴力デモを行ったことで拘束令状が請求された58人中56人に対して「逃走の恐れがある」として令状を発行した。彼らには共同住居侵入、特殊公務執行妨害、特殊暴行などの疑いが適用された。

デモの途中、警察に暴行を加えた容疑で先に拘束された2人を含めれば、西部地裁の暴力乱入事件で拘束されたのは計58人になる。法曹界では1996年の韓総連暴力座り込み当時に465人が拘束され、2009年の双龍(サンヨン)自動車工場占拠事件関連で64人が拘束されるなど団体や労働組合がかかわった事件の他に58人も拘束されたのはきわめて異例だという評価が出た。

同日、警察庁・国家捜査本部は、憲法裁判所や裁判所、国会などを狙った犯罪予告文をオンラインに掲載したネットユーザー3人も逮捕したと明らかにした。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com