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放送通信委員長の弾劾弁論、5ヵ月で終結へ…憲法裁「できるだけ早く宣告」

放送通信委員長の弾劾弁論、5ヵ月で終結へ…憲法裁「できるだけ早く宣告」

Posted January. 16, 2025 08:41,   

Updated January. 16, 2025 08:41

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李真淑(イ・ジンスク)放送通信委員長(写真)に対する憲法裁判所の弾劾審判弁論手続きが15日に終了した。最大野党「共に民主党」など野党主導で弾劾訴追案が可決され、李氏の職務が停止になってから5ヵ月が経った。憲法裁は、「できるだけ早期に宣告する」と明らかにした。

憲法裁は15日午前、ソウル・鐘路区斎洞(チョンロク・ジェドン)の憲法裁判所大審判廷で第3回弁論期日を開き、李氏側の最終陳述を聞いた後、弁論を終結した。宣告期日は後日、双方に通知される。

10分余り最終陳述に立った李氏は、「放送通信委の『2人体制』の責任はすべて最大野党『共に民主党』にある」と主張した。昨年8月、国会は李氏が法定人員である5人のうち2人の放送通信委員だけが任命された状況で、KBSとMBCの大株主である放送文化振興会の理事選任案を議決した行為などを問題視し、李氏に対する弾劾訴追案を議決した。李氏は、「2人体制が違法なら、民主党はもっと早くその違法事態を解消するために民主党に割り当てられた放送委員の推薦をすべきだった」とし、「私と金泰圭(キム・テギュ)副委員長は当然すべきことを合法的に行った」と述べた。

一方、国会側は「放送通信委は2008年の設立以来、23年7月まで2人で議決した前例がない」とし、「2人での議決は、放送の自由と公共性・公益性のために合意制行政機関として設立された放送通信委の立法目的を阻害する」と主張した。

文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁所長権限代行は、「被請求人は最初からこれまで迅速な裁判を望んだが、裁判官7人以上の出席を要求する憲法が障害になった」とし、3ヵ月近く続いた国会推薦分の裁判官の空白状況に言及した。また、「結果的に裁判が非常に遅れたことについて、裁判長として非常に残念に思っている」とし、「宣告はできる限り早く行う」と述べた。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com