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ポン・ジュノ監督の「ミッキー17」、来月28日に韓国で世界初公開

ポン・ジュノ監督の「ミッキー17」、来月28日に韓国で世界初公開

Posted January. 11, 2025 07:54,   

Updated January. 11, 2025 07:54

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米アカデミー賞で作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」(2019年)以来6年ぶりに発表されるポン・ジュノ監督(56・写真)の新作「ミッキー17」が来月28日、韓国で世界初公開される。

ワーナー・ブラザース・コリアは10日「ポン・ジュノ監督のハリウッド映画『ミッキー17』が2月28日に韓国で初公開される」とし、「主人公ミッキーを演じた俳優ロバート・パティンソンも20日に韓国を訪問する」と明らかにした。「ミッキー17」の世界公開日は3月7日だ。

「ミッキー17」は2020年第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」以来、ポン氏が6年ぶりに発表する作品だ。米作家エドワード・アシュトンのSF小説「ミッキー7」(2022年作)を原作とし、氷に覆われた宇宙惑星の開拓に投入されたクローン人間ミッキーの物語を描く。

キャストも豪華だ。映画「トワイライト」シリーズで世界的なスターになり、「テネット」「バットマン」など多数の代表作を持つパティンソンが主演を務めた。昨年、ネットフリックスドラマ「BEEF=ビーフ」でエミー賞主演男優賞を受賞した韓国系俳優スティーヴン・ユァンと、「アベンジャーズ」シリーズでハルク役として愛されている俳優マーク・ラファロも出演する。

ワーナー・ブラザース・コリアによると、ボン監督とパティンソンは20日、韓国で「ミッキー17」の一部映像上映会、舞台挨拶など多様な日程を消化する予定だ。初めての韓国訪問となるパティンソンは、次回作の撮影で忙しいにもかかわらず、「ポン監督の国に行きたい」と日程を調整したという。

「ミッキー17」は米国でも昨年から今年最も期待される映画の一つに挙げられ関心を集めている。米CNNは「2025年最も期待される映画11選」でこの映画に言及し、「SFコメディに見えるが、宇宙空間で危険な任務に就くクローンを通じて暗くて重いテーマを扱っている」と紹介した。米大衆文化メディアのバラエティも「ポン監督の新しいSFスリラー映画」とし、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「アバター:炎と灰」などと共に上半期の最も期待される映画の一つに選定した。


金民 kimmin@donga.com