マンＣ、「怪物ＦＷ」ハーランドの２発で２連勝

マンチェスター・シティ（マンＣ）が「怪物ＦＷ」アーリング・ハーランドのマルチゴールでプレミアリーグで２連勝を挙げた。

マンＣは５日、マンチェスターの本拠地エティハド・スタジアムで行われたウェストハムとの今季プレミアリーグ第２０節試合で４－１の大勝を収めた。前半１０分、相手のオウンゴールでリードし始めたマンＣは、前半４２分と後半１０分にハーランドがマルチゴールを決めて勝機をつかんだ。２度ともサビーニョのアシストを受けたハーランドは、それぞれ頭と左足でゴールネットを割った。

プレミアリーグ５連覇に挑戦するマンＣは最近、プレミアリーグで３試合連続で無敗（２勝１分け）を記録している。シーズン序盤に９試合連続無敗で首位をキープしていたマンＣだが、第１０節から第１７節までの８試合のうち６敗（１勝１分け）を喫し、７位まで転落した。英ＢＢＣは、「マンＣがプレミアリーグで２連勝を挙げたのは昨年１０月以来初めてで、４得点を挙げたのは昨年８月以後初めて」とし、「ゴールゲッターのハーランドも昨年９月以後初めてマルチゴールを決めた」と報じた。同日、今季１５点目と１６点目を決めたハーランドは、得点ランキング首位のリバプールのモハメド・サラーに１点差に迫った。

マンＣは１０勝６敗４分け（勝ち点３４）で６位をキープ。マンＣのペップ・グアルディオラ監督は、「もちろん肯定的な面も多いが、まだ我々のレベルには達していない。ファンに馴染みのあるマンＣの姿ではない」と話した。

トッテナム・ホットスパーは４日に本拠で行われたニューカッスル戦で１－２で敗れた。トッテナムの孫興民（ソン・フンミン、３３）は後半１７分に途中出場したが、得点には絡めなかった。直近の４試合で１分け３敗を記録したトッテナムは、７勝３分け１０敗（勝ち点２４）とし、１２位に順位を下げた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com