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車輪の下にさっと、あっという間に「自動駐車」 国内初!現代ウィアが駐車ロボットを商用化

車輪の下にさっと、あっという間に「自動駐車」 国内初!現代ウィアが駐車ロボットを商用化

Posted June. 21, 2024 08:38,   

Updated June. 21, 2024 08:38

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アプリケーション(アプリ)で駐車要請をすると、ロボット2台が突然車の方に移動した。厚さが110ミリの2つのロボットは、それぞれ前後輪の下に入り、2トンの車を一瞬にして持ち上げた。続いて秒速1.2メートルの速さで動き、速やかに駐車を完了した(写真)。

現代(ヒョンデ)自動車グループは20日、現代ウィアが開発した駐車ロボットが、ソウル城東区(ソンドング)の「ファクトリアル聖水(ソンス)」ビルで、韓国国内で初めて商用化されたと明らかにした。

ビルの地下4階に設置された駐車ロボットは、現代ウィアやヒューマックスモビリティと協力して運営されている。ライダーセンサーのおかげで、斜めに駐車された車輪も認識して車両を正確に持ち上げることができ、人が通り過ぎるのを感知して緊急ブレーキも可能だ。

現代ウィアの駐車ロボットは、今年第3四半期(7~9月)にファクトリアル聖水に適用される予定の現代・起亜(キア)自動車の「自動充電ロボット」と連携する予定だ。顧客が乗ってきた電気自動車を指定された場所に置いてオフィスに入ると、ロボットがこれを駐車後、バッテリーの充電も自動的に行われる。

この他、現代自動車ロボティクスラボが開発した配達ロボット「ダリデリバリー」も、ファクトリアル聖水に適用された。2つのライダーセンサーと4つのカメラが設置されたダリデリバリーは、建物のエレベーターと出入り口など管制システムと信号をやりとりしながら自ら建物の各階を自由に行き来できる。到着すれば、精度が99.9%に達する顔面認識技術で対象者を認識し、飲み物などを渡すことができる。


ハン・チェヒ記者 hee@donga.com