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途中出場9分で代表初ゴールのぺ・ジュンホ、金度勲監督「新しいタイプの選手が現れた」と称賛

途中出場9分で代表初ゴールのぺ・ジュンホ、金度勲監督「新しいタイプの選手が現れた」と称賛

Posted June. 08, 2024 09:06,   

Updated June. 08, 2024 09:06

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「新しいタイプの選手が現れた」

サッカー韓国代表チームの金度勲(キム・ドフン)臨時監督(54)は7日、仁川(インチョン)空港に帰国する際、ペ・ジュンホ(21、ストークシティ)について「ボールを止めずに動きながらプレーするところは新しいタイプの選手が現れたというシグナル」と評価した。

ペ・ジュンホは6日、敵地で行われた2026年北中米W杯アジア2次予選C組第5戦シンガポールとの試合で、途中出場9分後の後半34分にゴールを決めた。金監督は「シンガポール戦では自分の能力のすべて見せてくれたとは言えないかもしれないが、本人の持ち味はすべて見せてくれた。とても楽しみだ」と語った。

23人の太極戦士のうち最年少のペ・ジュンホが国際Aマッチデビュー戦でデビューゴールを決め、注目を集めている。代表チームの大先輩たちもできなかったことだ。「主将」ソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)はAマッチ3試合目で代表初ゴールを決め、黄喜燦(ファン・ヒチャンーウルバーハンプトン、7試合)と李康仁(イ・カンイン=パリ・サンジェルマン、15試合)もデビューゴールを決めるまでにもっと時間がかかった。

ストークシティはこの日、クラブのソーシャルメディア(SNS)に、ペ・ジュンホのゴール場面を投稿し「国際舞台での『キングの戴冠式』、解説者たちが愛するプレイだった」と記した。ストークシティのファンはペ・ジュンホを「コリアンキング」と呼ぶ。

ペ・ジュンホは昨年5月に開かれた国際サッカー連盟(FIFA)20歳以下(U-20)W杯で活躍し、同年8月、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のストークシティに加入した。U-20W杯ではエクアドルとの決勝トーナメント1回戦で1ゴール1アシストを記録したが、FIFAは「ファンタースティックなテクニックと美しい足技」という表現でペ・ジュンホのプレーを絶賛した。

ペ・ジュンホはストークシティで2023~2024シーズンにリーグ戦38試合に出場し、2ゴール5アシストを記録し、チーム内最優秀選手(MVP)に選ばれた。降格の危機に瀕していたストークシティは、パリ五輪アジア予選を兼ねて開かれた23歳以下(U-23)アジアカップにペ・ジュンホの派遣を阻止した。ストークシティのスティーブン・シューマッハ監督は「サッカー知能が優れた選手だ」とし、「うちのチームの脅威的な武器であり攻撃的な面でペ・ジュンホは大きく役に立つ」と話した。

シンガポールに7-0の大勝を収め、4勝1分け(勝ち点13)を記録した韓国は11日、中国戦の結果とは関係なく、9月に始まるW杯3次予選進出が決まった。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com