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「一番苦しかった1週間、ファンが自分を再び立ち上がらせた」 孫興民がトッテナム・チャンネルで心境告白

「一番苦しかった1週間、ファンが自分を再び立ち上がらせた」 孫興民がトッテナム・チャンネルで心境告白

Posted February. 19, 2024 08:45,   

Updated February. 19, 2024 08:45

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「(チームの)主将として優秀な選手だけでなく、良い人たちと一緒にいるということが重要か?」

アジア杯が終わった後、所属チームのトッテナム・ホットスパーに復帰した孫興民(ソン・フンミン、写真)がクラブの公式チャンネル「スパーズプレー」とのインタビューで、このような質問に「100%そうだ」と答え、「プレミアリーグでプレーするということは立派な選手であることを意味する。しかし、人柄は違う」と話した。

トッテナムが16日に公開したインタビュー映像の中で、孫興民は「おそらく自分の人生で一番苦しい一週間を過ごしたと思うが、皆さん(トッテナムファン)が私を再び立ち上がらせてくれた。死ぬまで一生忘れられないだろう」とも話した。アジア杯での成績不振と代表チームの後輩、李康仁(イ・ガンイン)との内紛騒動などで精神的に苦しかったが、トッテナム復帰後にファンの歓待で元気をもらったという風に受け止められる。

韓国代表チーム主将の孫興民は、アジア杯準決勝で敗退した後、カタールからすぐトッテナムに戻り、11日のブライトン戦で復帰戦を行った。当時、ロンドンにある本拠トッテナム・ホットスパースタジアムで行われた試合に途中出場した。孫興民は、「私がベンチにいた時、私とウォームアップをする時、皆さんが拍手を送ってくれた。今大会(アジア杯)が終わった後も依然として心が痛い状態だったし、そんな自分をこんなに歓迎してくれた時は、本当に信じられなかった」と話した。

孫興民は、ファンの応援について「必ず必要だった時のハグ」と話した。孫興民は「トッテナムの選手とファンは私が帰ってくるやいなや大きなハグをしてくれた。そういうハグが絶対に必要だった瞬間だ」とし、「つらい一週間だったが、皆が私を立ち上がらせたし、それで再び肯定的なソニー(孫興民の愛称)に戻ることができた」と話した。

孫興民は18日、代表チームの後輩、黄喜燦(ファン・ヒチャン)が所属するウルバーハンプトンとの試合にフル出場したが、得点に絡むことはできなかった。黄喜燦も得点やアシストはなかった。試合はウルヴァーハンプトンが2-1で勝った。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com