北朝鮮、西海にまた巡航ミサイル、9日間で4回挑発
Posted February. 03, 2024 08:16,
Updated February. 03, 2024 08:16
北朝鮮、西海にまた巡航ミサイル、9日間で4回挑発.
February. 03, 2024 08:16.
by コ・ドイェ記者 ソン・ヒョジュ記者 yea@donga.com.
北朝鮮が2日午前11時ごろ、西海(ソへ・黄海)上に巡航ミサイルを数発発射した。先月30日には、平安南道南浦(ピョンアンナムド・ナムポ)付近から西海に巡航ミサイル「ファサル2」を発射している。北朝鮮は、先月24日にも巡航ミサイルを発射しており、同日までの9日間で4回にわたり、東海(トンへ・日本海)や西海に向けた巡航ミサイル発射で露骨な武力示威を行った。合同参謀本部は同日、「巡航ミサイル数発を捉え、韓米情報当局が精密分析中」と明らかにした。韓国軍は、このミサイルが平安道南浦の内陸から発射された可能性に重きを置いている。また、陸地ではなく海上の潜水艦から発射された可能性も排除せず、分析を進めている。昨年末から連鎖的な巡航ミサイル挑発を続けている北朝鮮は、低高度、超精密攻撃が可能なこのミサイルを実戦配備し、韓国全域をいつでも攻撃できると脅かすものとみられる。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、軍艦を建造する南浦造船所を視察し、「戦争準備を進める上で海軍の武力強化が最も重要な問題」と強調したと、北朝鮮の国営メディアが報じた。巡航ミサイルが発射された南浦に直接行き、原子力潜水艦など核戦略兵器の開発を促した可能性がある。正恩氏は、2021年の朝鮮労働党第8回党大会で決定された各種艦船の建造実態や新たな計画事業の準備状況などの報告も詳しく受けたと、メディアは伝えた。正恩氏は、「計画された船舶建造事業を5ヵ年計画の期間内に無条件に執行せよ」と指示した。北朝鮮は、第8回党大会で国防力発展5ヵ年計画を発表し、「5大課業」などを提示したが、「原子力潜水艦と水中発射核戦略兵器の保有」はその一つに挙げられた。先月28日には、原子力潜水艦建造事業の執行案に対する「重要な結論」を下したと明らかにし、原子力潜水艦の開発と関連し、具体的な建造案などが確定したのではないかという可能性が提起された。
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北朝鮮が2日午前11時ごろ、西海(ソへ・黄海)上に巡航ミサイルを数発発射した。先月30日には、平安南道南浦(ピョンアンナムド・ナムポ)付近から西海に巡航ミサイル「ファサル2」を発射している。北朝鮮は、先月24日にも巡航ミサイルを発射しており、同日までの9日間で4回にわたり、東海(トンへ・日本海)や西海に向けた巡航ミサイル発射で露骨な武力示威を行った。
合同参謀本部は同日、「巡航ミサイル数発を捉え、韓米情報当局が精密分析中」と明らかにした。韓国軍は、このミサイルが平安道南浦の内陸から発射された可能性に重きを置いている。また、陸地ではなく海上の潜水艦から発射された可能性も排除せず、分析を進めている。昨年末から連鎖的な巡航ミサイル挑発を続けている北朝鮮は、低高度、超精密攻撃が可能なこのミサイルを実戦配備し、韓国全域をいつでも攻撃できると脅かすものとみられる。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、軍艦を建造する南浦造船所を視察し、「戦争準備を進める上で海軍の武力強化が最も重要な問題」と強調したと、北朝鮮の国営メディアが報じた。巡航ミサイルが発射された南浦に直接行き、原子力潜水艦など核戦略兵器の開発を促した可能性がある。正恩氏は、2021年の朝鮮労働党第8回党大会で決定された各種艦船の建造実態や新たな計画事業の準備状況などの報告も詳しく受けたと、メディアは伝えた。正恩氏は、「計画された船舶建造事業を5ヵ年計画の期間内に無条件に執行せよ」と指示した。
北朝鮮は、第8回党大会で国防力発展5ヵ年計画を発表し、「5大課業」などを提示したが、「原子力潜水艦と水中発射核戦略兵器の保有」はその一つに挙げられた。先月28日には、原子力潜水艦建造事業の執行案に対する「重要な結論」を下したと明らかにし、原子力潜水艦の開発と関連し、具体的な建造案などが確定したのではないかという可能性が提起された。
コ・ドイェ記者 ソン・ヒョジュ記者 yea@donga.com
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