江原道(カンウォンド)から釜山(プサン)まで、最近舞台を熱くした「話題作」が相次いで地方公演に乗り出す。
俳優のシン・グとパク・クンヒョンが主人公として出演する演劇「ゴドーを待ちながら」は、今月から4月まで全国各地で巡回公演を行う。ノーベル文学賞受賞者サミュエル・ベケットが書いた不条理劇で、主人公のエストラゴンとウラジミールがゴドーという人物をひたすら待つ物語だ。現在、全席完売が続いているソウル公演が18日に終わると、蔚山(ウルサン)、江陵(カンルン)、大田(テジョン)など計8地域で公演を行う。
400年間一人の女性だけを愛したドラキュラの愛を描いたミュージカル「ドラキュラ」は、3月と4月にそれぞれ大田と釜山を訪れる。2014年の国内初演以来、約40万人の観客を集めた「ドラキュラ」が地方公演を開くのは今回が初めて。ドラキュラ役はキム・ジュンス、チョン・ドンソク、シン・ソンロクが交代で演じる。来月20日から24日まで大田芸術の殿堂アートホール、4月2日から7日まで釜山文化会館で公演される。
37年間53ヵ国で1億3千万人以上が観覧した定番ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、来月21日から4月7日まで大邱(テグ)の啓明(ケミョン)アートセンターで公演される。フランスの大文豪ヴィクトル・ユーゴーが1862年に発表した同名小説が原作だ。「One Day More」「Bring Him Home」などおなじみの曲が耳を楽しませてくれる。
イ・ジユン記者 asap@donga.com