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旧正月の民生支援、スーパーでリンゴとスケソウダラなどを最大60%安く

旧正月の民生支援、スーパーでリンゴとスケソウダラなどを最大60%安く

Posted January. 17, 2024 08:24,   

Updated January. 17, 2024 08:24

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旧正月連休の前日まで、スーパーや在来市場でリンゴやスケソウダラなどの旧正月の祭祀用品を最大で60%安く買えるようになる。在来市場で国産の農畜産物を買えば、最大2万ウォンを返してもらうなど、追加割引も受けられる。

16日、政府はこのような内容を盛り込んだ「旧正月の民生安定対策」を発表した。崔相穆(チェ・サンモク)副首相兼企画財政部長官は、「祭祀用品を最大26万トン供給し、割引の支援に840億ウォンを投入して価格を前年より割安に管理する」と明らかにした。

まず政府は、18日から来月8日まで、スーパー・在来市場・オンラインモールで売る国産の農畜水産物の価格を30%割引することにした。スーパーなどで割引された価格で販売し、割引額の分だけ政府が税金で埋めてくれる。参加する流通業者も10~30%の割引を追加するので、消費者の立場から見れば、最大で60%まで割引の恩恵を受けることもできる。

割引が適用される品目は、リンゴや梨、卵、牛・豚・鶏肉、明太、イシモチなどの旧正月の祭祀用品16種類だ。この他、最近価格が高騰している農畜産物10種類余りが追加される。この品目は、価格上昇の勢いによって毎週変わる。オレンジやバナナなどの輸入果物は、ホームプラスなどの大手スーパーで割引企画展を通じて、最大50%まで割引される。

在来市場を利用すれば、追加の割引特典を受けることができる。まず、在来市場で農畜水産物を購入できるゼロペイ商品券を割引価格で購入できる。農畜産物の商品券は、2万ウォン限度で30%安く購入でき、水産物は4万ウォンまで20%割引して購入できる。

在来市場におけるカードの請求割引やオンヌリ商品券の払い戻しの割引も続く。今月25日から来月2日まで、在来市場の農畜水産物の割引商品券の加盟店でNH農協のカードを使えば、最大2万ウォンが自動的に割引される。来月3日から6日間は、在来市場で農畜産物などを購入する際、最大2万ウォンをオンヌリ商品券で返してもらえる。払い戻しのイベントに参加する在来市場の数も、昨年の旧正月より2倍ほど増える。

在来市場などで使えるオンヌリ商品券の1人当たりの購入限度も、20日からは月50万ウォンずつ引き上げられる。充電式カード型の場合、月に200万ウォンまで買える。オンヌリ商品券の総発行規模も、今年は5兆ウォンへと1兆ウォンを増やす。

地元観光の活性化のために、宿泊料を支援する対策も盛り込まれている。来月7日から、非首都圏地域の宿泊クーポン20万枚を順次配布するという。これは、5万ウォン以上使えば、3万ウォンの割引が受けられるクーポンだ。

ただ、一部からは、政府が税金を投入して消費を促進するこのような対策は、物価を押し上げる恐れがあるという懸念も出ている。企画財政部の関係者は、「リンゴや梨などは、生産が不足して価格の高止まりが続いている」とし、「供給量を平年並みに増やせるよう、需給安定にも努力したい」と話した。


世宗市=ソン・ヘミ記者 1am@donga.com