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高級住宅地域の病院と医院の数、低価格住宅地域より70%多く医師の数は2倍

高級住宅地域の病院と医院の数、低価格住宅地域より70%多く医師の数は2倍

Posted January. 09, 2024 08:45,   

Updated January. 09, 2024 08:45

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ソウルで高額の住宅が密集している地域の人口1万人当たりの病院・医院の数が、低価格住宅が集まっている地域より70%多いことが分かった。特別目的高校や自律型私立高校の大学d進学率も高級住宅地域の方が3倍高かった。

国土研究院は8日、このような内容を柱とする「都市内の高額住宅群集地域と低価格住宅群集地域間の居住環境格差に関する研究報告書」を発表した。研究チームは、ソウルを公示価格によって高額住宅群集地域(455の基礎自治区域)と低価格住宅群集地域(1025の基礎自治区域)とに分けた。高額住宅群集地域はソウル江南3区(江南・瑞草・松坡区)と龍山(ヨンサン)区などに主に位置し、約100万人が居住していることが分かった。これらの地域の住宅の平均公示価格は12億5340万ウォンだった。低価格住宅群集地域には約169万人が居住し、平均公示価格は2億1239万ウォンだった。

報告書によると、人口1万人当たりの病院・医院の数は高額住宅群集地が25.5で、低価住宅群集地は14.9だった。人口1万人当たりの医師数は高額住宅群集地が50.9人で低価住宅群集地は22.2人と倍以上の差があった。ただ、人口に対する救急室の数は低価格住宅群集地の方が多く、救急室までの距離も短かった。高額住宅群集地内にある特別目的高校や自律型私立高校の大学進学率は18.2%で、低価格住宅群集地(6.0%)の3倍以上だった。

国土研究院のイ・ユンサン副研究委員は、「低価格住宅群集地には病院や医療院をまず設置しなければならない」とし、「低価格住宅群集地の中で成績優秀な生徒たちに対応した教育プログラムを提供する必要もある」と話した。


チェ・ドンス記者 firefly@donga.com