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ホワイトハウス「ロシア、北朝鮮のSRBM提供を受けてウクライナ攻撃」

ホワイトハウス「ロシア、北朝鮮のSRBM提供を受けてウクライナ攻撃」

Posted January. 06, 2024 08:28,   

Updated January. 06, 2024 08:28

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ロシアがウクライナ戦線で射程距離900キロの北朝鮮の短距離弾道ミサイル(SRBM)を使用したことが確認されたと、米ホワイトハウスが4日(現地時間)、明らかにした。これまで提起された北朝鮮のSRBM提供をホワイトハウスが直接確認しただけでなく、韓国を狙った戦術核弾頭を搭載できるSRBMをロシアを通じて実戦検証したことになり、大きな波紋を呼んでいる。

米国家安全保障会議のカービー戦略広報担当調整官は同日、「北朝鮮が最近、ロシアに弾道ミサイルと数十台の発射台を提供したことが分かった」とし、昨年12月30日に少なくとも1発、今月2日に複数のミサイルを発射したと指摘した。北朝鮮製ミサイルの射程距離は約900キロ。北朝鮮は見返りに、戦闘機、地対空ミサイル、装甲車、弾道ミサイルの生産装備と材料、その他の先端技術などの提供を望んでいるという。ホワイトハウスは、北朝鮮が提供したSRBMに「KN23」と「KN24」が含まれているようだとし、関連写真を公開した。それぞれロシアの「イスカンデル」ミサイル、米国の「エイタクムス」ミサイルを模倣して北朝鮮が独自開発した。

カービー氏は、「ロシアの北朝鮮のミサイル調達は、国連安全保障理事会(安保理)決議に違反する行為」とし、韓国や日本などと協力して制裁に取り組む考えを明らかにした。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使も、「10日の安保理会議でこの問題を提起する」と明らかにした。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com