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「ストレスDSR」、来年2月から2025年まで順次適用

「ストレスDSR」、来年2月から2025年まで順次適用

Posted December. 28, 2023 08:27,   

Updated December. 28, 2023 08:27

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金融当局が1800兆ウォンを越えた家計負債を減らすために、来年2月から金融貸出商品に「ストレス(Stress)総負債元利金償還比率(DSR)」規制を導入する。来年2月26日から年間所得5000万ウォンの借り手の新規住宅担保ローンの限度(30年満期)が最大1500万ウォン減少する。

金融委員会は27日、来年からすべての金融商品の変動金利と混合型、周期型融資に対してストレスDSR制度を実施すると発表した。借り手の年間所得から毎年返済しなければならない元利金の割合を計算し、貸出限度を抑制する従来のDSR規制に一定水準のストレス金利(上乗せ金利)を加え、貸出限度をさらに引き下げるという趣旨だ。

金融委員会は過去5年間の家計貸出金利の最高値と現時点(毎年5月・11月基準)の金利差を基準にストレス金利を算定することにした。ただ、実需者の貸出限度額の縮小に対する負担を軽減するため、来年2月には確定したストレス金利の25%だけを上乗せし、下半期には50%、2025年からは100%適用する計画だ。貸出商品別に見れば、来年2月に銀行の住宅担保ローンで先に実施され、6月中に銀行の信用貸出や第2金融機関の住宅担保ローンに順次拡大される予定だ。金融当局は「金融消費者が今後、金利が上昇しても規制水準などを越える過度な債務負担を負うことを防止する効果が期待される」と明らかにした。


黃聖皓 hsh0330@donga.com