光明が見えない、ピストンズがシーズン２４連敗目

米プロバスケットボール（ＮＢＡ）のデトロイト・ピストンズが長い連敗のトンネルを抜け出すのにまたも失敗した。

ピストンズは１９日、敵地で行われたアトランタ・ホークスとのＮＢＡの今季レギュラーリーグ試合で１２４－１３０の敗北を喫した。これでピストンズの連敗は２４に伸びた。ピストンズの主力ガード、ケイド・カニングハムは同日、両チームを通じて最多となる「キャリアハイ」の４３得点を決めたが、チームの敗北を防ぐことはできなかった。カンニングハムは試合後、「勝ちたい。我々はもっと良くならなければならない」と話した。

ピストンズは１０月２９日、シカゴ・ブルズを１１８－１０２で下して以来、５１日間勝利がない。ＮＢＡ史上最多連敗はフィラデルフィア・セブンティシクサーズが２０１４～２０１５シーズンから２０１５～２０１６シーズンの２シーズンにかけて喫した２８連敗だ。１シーズンの最多連敗記録はクリーブランド・キャバリアーズが２０１０～２０１１シーズンに、セブンティシクサーズが２０１３～２０１４シーズンにそれぞれ記録した２６連敗。

東カンファレンス最下位のピストンズは１９日のホークス戦敗北でシーズン２５敗目（２勝）を記録し、勝率は０．０７４になった。ＮＢＡの東西カンファレンス全３０チームのうち勝率が１割にも満たないのはピストンズだけ。西カンファレンス最下位のサンアントニオ・スパーズの勝率は０．１６０（４勝２１敗）。ロサンゼルス・クリッパーズは同日、インディアナ・ペイサーズに１５１－１２７の完勝を収めて８連勝を飾った。


金培中 wanted@donga.com