黄喜燦(ファン・ヒチャン=ウルバーハンプトン)がイングランド舞台進出後初めて1シーズン2桁の攻撃ポイントを達成した。
黄喜燦は28日、敵地で行われた今季プレミアリーグ第13節のフラム戦後半30分に2-2の同点に追いつくPKゴールを決めた。黄喜燦が相手ゴール前に切り込む過程で得たPKだった。今季リーグ戦7弾目を記録した黄喜燦は、プレミアリーグ得点ランキング5位タイに上がった。8ゴールで3位タイの国家代表先輩の孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットうぱー)とは1ゴール差だ。
この日の得点で黄喜燦はプレミアリーグにデビューした2021~2022シーズン以後初めて1シーズン2桁の攻撃ポイントを記録した。9月のイングランド・フットボールリーグ(EFL)カップのイプスウィッチ戦で1ゴールを決めた黄喜燦は、今季の攻撃ポイントを10(8ゴール2アシスト)に増やした。黄喜燦の1シーズン2桁の攻撃ポイントはオーストリアリーグのザルツブルクでプレーした2019~2020シーズン以後4シーズンぶり。黄喜燦はドイツ・ブンデスリーガのライプツィヒを経てプレミアリーグに移籍した。プレミアリーグデビュー年だった2021~2022シーズンに攻撃ポイント6つ(5ゴール1アシスト)、2022~2023シーズンには7つ(4ゴール3アシスト)を記録した。
同日、ウルバーハンプトンは後半ロスタイムにPKゴールを許して2-3で敗れた。しかし、黄喜燦は同試合最優秀選手に当たる「マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)」に選ばれた。負けたチームの選手がMOTMに選ばれるのは珍しい。MOTMを選ぶファン投票で、黄喜燦は2ゴールを決めてフラムの勝利を導いたウィリアンを抜いた。この日、サッカーデータメディア「フットモブ」★は黄喜燦に8.2点の採点をつけたが、ウルヴァーハンプトンで8点台の評価を受けた選手は黄喜燦が唯一だった。
金培中 wanted@donga.com