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「ライブドローイング」の巨匠、フランスで故キム・ジョンギ作家の回顧展

「ライブドローイング」の巨匠、フランスで故キム・ジョンギ作家の回顧展

Posted November. 17, 2023 08:47,   

Updated November. 17, 2023 08:47

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下絵なしにペンだけを使って即興的に描くライブドローイング(live drawing)巨匠、故キム・ジョンギ作家(1975~2022)の回顧展が、フランス・パリで開かれる。

駐フランス韓国文化院と韓国コンテンツ振興院は、16日(現地時間)から来年3月16日まで、文化院1階の展示室で、回顧展「無限の線」を開催すると発表した。長さが10メートルもある作品「続いた世界」と「虎」シリーズなど、代表作を披露する。キム作家が、韓国音楽家および韓国伝統陶磁ブランドと協業した作品と漫画原稿、スケッチも展示される。

2008~2010年にネイバーにウェブトゥーン「TLT(TIGER THE LONG TAIL)」を連載し、名を知らせたキム作家は、2011年富川(プチョン)国際漫画フェスティバルでライブドローイングの製作映像を公開し、世界的に名を知らしめ始めた。翌年、フランスのストラスブール欧州漫画フェスティバルに招待され、2014年からフランスを代表する漫画フェスティバル「アングレーム国際漫画フェスティバル」に毎年招待され、韓国漫画を知らせてきた。2016年、大きな画幅に世界6大陸をSKイノベーションの活動ぶりで満たすライブドローイングの広告で話題を集めたりもした。

すでに今年まで展示日程がいっぱいになるほど活発に活動していたキム作家は、昨年10月、パリでプロサッカーチームのパリ・サンジェルマン(PSG)と協業した展示を終えた後、米ニューヨークに向かう途中、心臓麻痺で亡くなった。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com