「仲人」名乗り障がい者女性の身代金をネットに掲載、中国公安が人身売買容疑で男性を逮捕
Posted October. 20, 2023 08:37,
Updated October. 20, 2023 08:37
「仲人」名乗り障がい者女性の身代金をネットに掲載、中国公安が人身売買容疑で男性を逮捕.
October. 20, 2023 08:37.
by 金祺容 kky@donga.com.
中国で結婚を斡旋するとして、障がいのある女性に関する情報をブログに掲載し、価格まで提示した男性が公安に逮捕された。男性は、提示したお金は「彩礼(結婚持参金)」だと主張したが、当局は人身売買の情況もあると見て捜査を拡大している。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは18日、中国公安が障がいのある女性を人身売買した容疑で中国の男性ブロガーを逮捕し、取り調べていると報道した。同紙によると、男は約14万人のフォロワーを保有している自分のブログに、お見合いサービスを提供するとし、障がいのある女性の障がいの程度や容姿、性格などの詳細情報を公開し、価格を提示した。男が掲載した内容には、女性の写真と共に「21歳女性、80%の知能を持っているが従順だ」という説明とともに、18万8000人民元(約3500万ウォン)という費用が書かれている。また、別の項目には、「正常な頭脳を持つ24歳の女性、言語障がいあり」とし、費用16万人民元(約3000万ウォン)を書いた。この他に、6万~12万人民元(約1100万~2200万ウォン)程度に策定された障がいのある女性の情報が多数上がってきた。中国当局は、障がいのある女性に対する事実上の人身売買と見て捜査を進めている。現在、この男性が運営していたブログは閉鎖された。このブロガーは、自分は「早い結婚を助ける仲人」であり、障がいのある女性の両親から許可を得たと主張しているという。提示した金額は、該当女性の家族が望む「彩礼だ」と説明した。「彩礼」とは、男性が多く女性が少ない中国で、結婚する際に男性側が女性側の家族に与える一種の結婚持参金だ。中国政府は、彩礼の慣行を廃止するために努力してきた。しかし、農村地域では依然として20万~30万人民元(約3700万~5500万ウォン)の「彩礼」がやり取りされていると知られている。
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中国で結婚を斡旋するとして、障がいのある女性に関する情報をブログに掲載し、価格まで提示した男性が公安に逮捕された。男性は、提示したお金は「彩礼(結婚持参金)」だと主張したが、当局は人身売買の情況もあると見て捜査を拡大している。
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは18日、中国公安が障がいのある女性を人身売買した容疑で中国の男性ブロガーを逮捕し、取り調べていると報道した。同紙によると、男は約14万人のフォロワーを保有している自分のブログに、お見合いサービスを提供するとし、障がいのある女性の障がいの程度や容姿、性格などの詳細情報を公開し、価格を提示した。
男が掲載した内容には、女性の写真と共に「21歳女性、80%の知能を持っているが従順だ」という説明とともに、18万8000人民元(約3500万ウォン)という費用が書かれている。また、別の項目には、「正常な頭脳を持つ24歳の女性、言語障がいあり」とし、費用16万人民元(約3000万ウォン)を書いた。この他に、6万~12万人民元(約1100万~2200万ウォン)程度に策定された障がいのある女性の情報が多数上がってきた。
中国当局は、障がいのある女性に対する事実上の人身売買と見て捜査を進めている。現在、この男性が運営していたブログは閉鎖された。
このブロガーは、自分は「早い結婚を助ける仲人」であり、障がいのある女性の両親から許可を得たと主張しているという。提示した金額は、該当女性の家族が望む「彩礼だ」と説明した。「彩礼」とは、男性が多く女性が少ない中国で、結婚する際に男性側が女性側の家族に与える一種の結婚持参金だ。中国政府は、彩礼の慣行を廃止するために努力してきた。しかし、農村地域では依然として20万~30万人民元(約3700万~5500万ウォン)の「彩礼」がやり取りされていると知られている。
金祺容 kky@donga.com
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