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米大統領選まで1年、バイデン-トランプ接戦…ケネディ氏出馬に両者とも緊張

米大統領選まで1年、バイデン-トランプ接戦…ケネディ氏出馬に両者とも緊張

Posted October. 14, 2023 12:07,   

Updated October. 14, 2023 12:07


来年11月の米大統領選が約1年後に迫った中、バイデン大統領とトランプ前大統領が各種世論調査で接戦を繰り広げている。バイデン氏は高齢を懸念する声が勢いを増す中、中東戦争の責任論まで浮上して危機を迎えているものの、「宿敵」トランプ氏に対して競争力ではややリードしているという分析が出ている。しかし、連邦政府機関の閉鎖の懸念や現実となった第3地帯候補など変数が続出している。また、トランプ氏の司法リスクも火種として残り、米大統領選の政局は混戦の様相を呈している。

●「危機」のバイデン、反トランプの競争力確認

12日(現地時間)に発表された米FOXニュースの世論調査の結果、来年の大統領選の仮想対決でバイデン氏は49%、トランプ氏は48%の支持を得て、誤差範囲(±3%)以内の1%差となった。先月末、米紙ワシントン・ポストとABCの調査で、トランプ氏(51%)に9ポイントの差をつけられたバイデン氏が再び僅差にまで回復したのだ。

しかし、バイデン氏は、野党共和党の2、3位候補であるフロリダ州のロン・デサンティス知事、ニッキー・ヘイリー元国連大使には及ばなかった。デサンティス氏との仮想対決では47%対49%で、ヘイリー氏とは誤差範囲外の4ポイント差(45%対49%)でさらに差が開いた。

FOXニュースは、「バイデン氏の国政支持率(41%)よりトランプ氏との仮想対決支持率が高い」と説明した。これは高齢不安にもかかわらず、バイデン氏がトランプ氏との対決では競争力を維持しているというホワイトハウスと民主党の主張を裏付ける。世論調査機関ビーコン・リサーチのクリス・アンダーソン代表は、FOXニュースに「『バイデン対トランプ』の再対決はプレッシャーのかかるレベルで始まり、民主党の結束を強く保つ」とし、「一方、共和党がトランプ氏以外の候補を選んだ場合、プレッシャーは一気に低下するだろう」と話した。

10日のモーニング・コンサルタントの調査でも、バイデン氏は43%でトランプ氏(42%)と誤差範囲内の接戦だった。ザ・メッセンジャーの調査では、バイデン氏41%、トランプ氏45%だった。

民主党の一部で「代替候補論」が出ている中、ホワイトハウスはトランプ氏との仮想対決の結果を「ローズガーデン戦略(再選戦略)」の核心として浮き彫りにする計画だ。米インターネットメディア「アクシオス」は、「マイク・ドニロン米ホワイトハウス顧問が、バイデン氏の出馬を不安がる民主党議員に『トランプと中絶(問題)がバイデン大統領を再選に導くだろう』と話した」と伝えた。

●ケネディ氏の出馬にトランプ氏も緊張

大統領選の結果を左右する激戦区でも、バイデン氏とトランプ氏の支持率は拮抗している。最近、世論調査機関エマーソンの調査で、トランプ氏は衰退した工業地帯「ラストベルト」に属するウィスコンシン州とペンシルベニア州でそれぞれ2ポイント、9ポイントリードした。一方、CNNの調査の結果、ネバダ州ではバイデン氏46%、トランプ氏45%だった。

大統領選の主な変数は、民主党所属だったロバート・ケネディ・ジュニア氏の無所属出馬をはじめとする第3地帯候補の出馬だ。FOXニュースの3者仮想対決調査では、バイデン、トランプ氏がそれぞれ41%、ケネディ氏が16%を得た。バイデン氏が不利になるという予想に反し、トランプ氏の支持層の一部も、「ワクチン反対」など強硬な保守の声を出したケネディ氏に移ったのだ。このため、トランプ選挙陣営もケネディ氏に警戒心を示している。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com