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笠子帽の金大建神父の聖像をバチカンに設置、16日に祝福式

笠子帽の金大建神父の聖像をバチカンに設置、16日に祝福式

Posted September. 07, 2023 08:24,   

Updated September. 07, 2023 08:24

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韓国カトリック司教会議は6日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で、韓国最初の司祭である金大建(キム・デゴン)アンドレア神父(1821~1846)の聖像祝福式が行われると発表した。聖像設置は、金大建神父生誕200周年を迎え、2021年に教皇庁聖職者部長官を務める兪興植(ユ・フンシク)枢機卿が、フランシスコ教皇に聖像奉献の意思を明らかにしたことで決定された。

聖像は、高さが3.7メートル、横が1.83メートルの全身像で、笠子帽をかぶって道袍などの韓服を着た金大建神父が両腕を広げた姿だ。サンピエトロ大聖堂の地下墓地の出口付近の外部壁に設置される。東洋聖人の聖像が設置されるのは、サンピエトロ大聖堂の歴史上初めてだ。制作はイタリアのカララ国立美術アカデミーの彫刻科を卒業したハン・ジンソプ彫刻家が引き受けた。

祝福式は、16日午後3時(韓国時間は16日午後10時)、サンピエトロ大聖堂で聖像設置記念ミサを奉献するのを皮切りに行われる。この席には、韓国カトリック司教会議長の李容勲(イ・ヨンフン)司教をはじめ、廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿、劉修一(ユ・スイル)司教、軍宗教区長のソ・サンボム司教、清州(チョンジュ)教区長のキム・ジョンガン司教、釜山(プサン)教区のシン・ホチョル)司教が参加する。これに先立って、韓国カトリック司教会議は、ハン作家が別途制作した聖金大建神父の聖像模型の原型をフランシスコ教皇に贈る予定だ。金大建神父は、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世時代の1984年に列聖され、聖人となった。


李鎭求 sys1201@donga.com