野党「8月国会の早期終了」強行処理、与党「李在明逮捕案採決の回避を狙った小細工」
Posted August. 25, 2023 08:29,
Updated August. 25, 2023 08:29
野党「8月国会の早期終了」強行処理、与党「李在明逮捕案採決の回避を狙った小細工」.
August. 25, 2023 08:29.
by ユン・ミョンジン記者 mjlight@donga.com.
最大野党「共に民主党」が李在明(イ・ジェミョン)代表の逮捕状請求の時期を考え、8月臨時国会の会期を25日に早期終了させる案件を24日の本会議で強行処理した。与党「国民の力」は、「李在明氏を守るための小細工」とし、一方的な会期終了に反発した。同日午後に開かれた本会議で、民主党が提出した「8月臨時国会会期決定の件」修正案は、在席251人のうち賛成158、反対91、棄権2で可決された。民主党(168議席)がほぼ賛成し、与党(111人)が反対票を投じたとみられる。民主党は、非会期中に李氏に対する拘束令状が請求されれば、逮捕同意案の採決なしに直ちに裁判所の令状実質審査に出席できるという立場だ。与党の院内執行部と常任委員会幹事らは、本会議に先立ち、民主党出身の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長を訪れ、民主党が提出した会期修正案の上程に強く抗議したが、阻止できなかった。野党関係者は、「民主党が、会期変更の件を処理してくれなければ、黄色い封筒法や放送法など争点法案の本会議上程を再び要求すると言った」と伝えた。与党の尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表は、「与野党の合意なしに会期決定の件を上程した事例はない」と述べた。李亮寿(イ・ヤンス)院内首席副代表も本会議で、議事進行発言を通じて、「民主党は国会法を無視して早期に会期を終了しようと主張する」とし、「民主党が党代表の指示に従って議席数を前面に出して国会会期を好き勝手に裁断する暴挙を行うという国民の厳しい審判を免れないだろう」と批判した。これに対し、民主党の宋基憲(ソン・ギホン)院内首席副代表は、議事進行発言で「国会の日程まで検察と大統領室の要求によって左右される状況」とし、「検察に任せてその都度政治捜査を行うため、野党第1党がこのようにするしかないことを国民はよく知っているだろう」と話した。金議長は、「政治を国民の目線に立って行わなければならないのに、民生が厳しい中、与野党が便法を手段にすることは、政治に対する国民の信頼をさらに悪化させるのではないか心配される」と話した。本会議では同日、選挙の垂れ幕と集会に関する規制を盛り込んだ公職選挙法改正案などが処理された。国会法制司法委員会で与野党は、争点となった「30人以下の場合、郷友会、同窓会などを許可する」という103条3項を「25人以下の場合」に緩和して議決した。これにより、10月の江西(カンソ)区庁長補欠選挙を前に懸念されていた立法空白は回避された。
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最大野党「共に民主党」が李在明(イ・ジェミョン)代表の逮捕状請求の時期を考え、8月臨時国会の会期を25日に早期終了させる案件を24日の本会議で強行処理した。与党「国民の力」は、「李在明氏を守るための小細工」とし、一方的な会期終了に反発した。
同日午後に開かれた本会議で、民主党が提出した「8月臨時国会会期決定の件」修正案は、在席251人のうち賛成158、反対91、棄権2で可決された。民主党(168議席)がほぼ賛成し、与党(111人)が反対票を投じたとみられる。
民主党は、非会期中に李氏に対する拘束令状が請求されれば、逮捕同意案の採決なしに直ちに裁判所の令状実質審査に出席できるという立場だ。与党の院内執行部と常任委員会幹事らは、本会議に先立ち、民主党出身の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長を訪れ、民主党が提出した会期修正案の上程に強く抗議したが、阻止できなかった。野党関係者は、「民主党が、会期変更の件を処理してくれなければ、黄色い封筒法や放送法など争点法案の本会議上程を再び要求すると言った」と伝えた。与党の尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表は、「与野党の合意なしに会期決定の件を上程した事例はない」と述べた。李亮寿(イ・ヤンス)院内首席副代表も本会議で、議事進行発言を通じて、「民主党は国会法を無視して早期に会期を終了しようと主張する」とし、「民主党が党代表の指示に従って議席数を前面に出して国会会期を好き勝手に裁断する暴挙を行うという国民の厳しい審判を免れないだろう」と批判した。
これに対し、民主党の宋基憲(ソン・ギホン)院内首席副代表は、議事進行発言で「国会の日程まで検察と大統領室の要求によって左右される状況」とし、「検察に任せてその都度政治捜査を行うため、野党第1党がこのようにするしかないことを国民はよく知っているだろう」と話した。
金議長は、「政治を国民の目線に立って行わなければならないのに、民生が厳しい中、与野党が便法を手段にすることは、政治に対する国民の信頼をさらに悪化させるのではないか心配される」と話した。
本会議では同日、選挙の垂れ幕と集会に関する規制を盛り込んだ公職選挙法改正案などが処理された。国会法制司法委員会で与野党は、争点となった「30人以下の場合、郷友会、同窓会などを許可する」という103条3項を「25人以下の場合」に緩和して議決した。これにより、10月の江西(カンソ)区庁長補欠選挙を前に懸念されていた立法空白は回避された。
ユン・ミョンジン記者 mjlight@donga.com
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