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ソウル市、両親共に育児休職を使えば240万ウォン支援

ソウル市、両親共に育児休職を使えば240万ウォン支援

Posted August. 16, 2023 08:24,   

Updated August. 16, 2023 08:24

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ソウル市は、育児休職を使う会社員の両親に対し、最大で240万ウォンの奨励金を支援する。

市は来月1日から、ソウル型育児休職奨励金の申請を受け付けると、15日明らかにした。この奨励金は、会社員の両親が顔色を伺わずに育児休職を使う文化を作るための政策で、呉世勲(オ・セフン)市長の「ママパパ幸福プロジェクト」の主要事業だ。

市の関係者は、「育児休職をすれば、通常賃金の80%(最大で150万ウォン)しか受け取れないため、所得低下の幅が大きいという指摘が多かった」とし、「奨励金を通じて、女性だけでなく男性の育児休職の使用率向上にも役立つと期待している」と話した。また、「両親が2人とも奨励金を受けられるようにしたのは、全国で初めてだ」と強調した。

両親のうち1人が育児休職を1年以上使えば120万ウォンを与え、両親が共に使えば240万ウォンを支援する。育児休職を6ヵ月以上12ヵ月未満で使った場合は、60万ウォンを与える。ただ、6ヶ月未満の休職者は奨励金を受け取ることができない。

申請対象は雇用保険の加入者で、今年1月以降育児休職を使い、育児休職給与を6ヶ月連続で受け取った人だ。また、世帯所得が中位所得の150%(月665万3000ウォン)以下でありながら、1年以上ソウルに居住している人だけが申請できる。

申請は来月1日にオープンする出産・育児総合ポータル「出産から育児まで」の全ての情報万能キー(umppa.seoul.go.kr)でできる。

申請の際は、△住民登録謄本、△健康・長期療養保険料納入確認書、△育児休職給与決定通知書、△育児休職確認書、△通帳コピー、△個人情報活用同意書などを提出しなければならない。

ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「今後も、顔色を伺わずに育児休職を使える社会雰囲気を作るために、多様な政策を出す」と話した。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com