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柳賢振が426日ぶりのメジャー復帰戦で5回4失点、敗戦の中でも希望が見えた

柳賢振が426日ぶりのメジャー復帰戦で5回4失点、敗戦の中でも希望が見えた

Posted August. 03, 2023 08:21,   

Updated August. 03, 2023 08:21


毎イニング安打を許し、ほとんどの安打がバットの芯に当たっていた。結果は5回を投げ1本塁打を含めて9安打1四球4失点の敗戦。多くの人が覚えている「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=36、トロント・ブルージェイズ)の姿とは距離があった。

しかし、左肘の手術を受けて426日ぶりにメジャーリーグのマウンドに立ったことを考えれば、失敗と言い切れないところはある。しかも相手は6割台の勝率(2日現在66勝41敗、勝率0.617)でアメリカンリーグ全体1位をマークしているボルチモア・オリオールズだった。

柳賢振は2日、カナダ・オンタリオ州トロントにあるロジャースセンターで行われたホームゲームで、メジャーリーグ復帰戦を行い、「希望」と「課題」を同時に残した。

最も励みになる点は、安打をたくさん浴びながらも先発投手の最低限の仕事と言える5回を投げ切ったことだ。柳賢振は1回表、先頭打者アドリー・ラッチマンに右中間を分ける2塁打を打たれた。2番ライアン・マウントキャッスルに左中間二塁打、3番アンソニー・サンタンダーに左前安打を打たれるなど、1回だけで2点を先に許した。2回にもラッチマンに適時打を打たれ、追加点を許した。ファストボールが時速140キロ台前半に止まり、主武器のチェンジアップも真ん中に集中し苦戦を強いられた。

しかし、柳賢振は3回からもう一つの武器であるカーブを使って流れを変えた。相変わらず毎イニング安打を許したが、落差の大きいカーブを適切に混ぜて投げ、相手打線を惑わせた。3回から5回までは持ち味の危機管理能力で失点なしに持ちこたえた。3回無死1塁でオースティン・ヘイズを二塁前の併殺打に仕留めた後、ガーナー・ヘンダーソンを外角のフォーシームファストボールでルッキング三振に仕留めた。同日の最速146キロのボールだった。安打と四球で1死1、2塁の危機に直面した5回にもヘイズをショート前の併殺打で抑え、イニングを終えた。

野手たちも柳賢振の力投に力を添えた。捕手のダニー・ジャンセンが2回に追撃の2ランを放ち、3回にはブランドン・ベルトが同点砲を放った。

悔やまれる場面は、3-3の同点だった6回表に出た。6回にもマウンドに上がった柳賢振は先頭打者ヘンダーソンに投げた5球目のチェンジアップ(時速123キロ)が真ん中に入り、ソロ本塁打を浴びた。本塁打直後に柳賢振はマウンドを降りた。トロントのリリーフ陣が7回から9回まで9失点し、トロントは結局3-13で敗れた。

柳賢振は試合後、「先発登板して5回以上投げられることを見せただけで満足している」とし、「チェンジアップと変化球の制球が少し良くなかったが、全体的には良かったと思う。これから球速は1、2マイルほどさらに上がるだろう」と話した。

主武器であるチェンジアップが効果を出すためには、ファーストボールの球速が上がらなければならない。同日のファーストボールの平均球速は89マイル(約143キロ)だった。柳賢振が最高の活躍を見せた当時は、ファーストボールの平均球速が140キロ台後半だった。柳賢振の次の登板は8日、敵地でのクリーブランド・ガーディアンズ戦になる見通しだ。トロントのジョン・シュナイダー監督は「登板を重ねるにつれて柳賢振はますます良くなると確信している」と話した。

一方、ピッツバーグでプレーしていた崔志萬(チェ・ジマン=32)はトレード締め切り期限の同日、金河成(キム・ハソン=28)が所属するサンディエゴ・パイレーツにトレードされた。2016年にロサンゼルス・エンゼルスでデビューした崔志萬は、ニューヨーク・ヤンキース、ミルウォーキー・ブルワーズ、タンパベイ、レイズ、ピッツバーグに次いで6番目の大リーグチームのユニフォームを着ることになった。


李憲宰 uni@donga.com