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米海軍制服組トップに初の女性、バイデン大統領が指名

米海軍制服組トップに初の女性、バイデン大統領が指名

Posted July. 24, 2023 08:23,   

Updated July. 24, 2023 08:23

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バイデン米大統領が21日(現地時間)、米海軍制服組トップの海軍作戦部長にリサ・フランチェッティ作戦副部長(写真)を指名した。米国初の黒人国防長官としてオースティン長官が任命されたのに続き、最近、統合参謀本部議長に黒人のチャールズ・ブラウン空軍参謀総長が指名されるなど、米軍内のガラスの天井が破られつつある。

バイデン氏は声明で、フランチェッティ氏の指名について「作戦と政策の両分野で幅広い専門知識を発揮してきた」とし、「承認されれば、米軍史上初の女性海軍作戦部長になる」と話した。フランチェッティ氏は、統合参謀本部事務局で戦略・計画・政策部長や在韓米海軍司令官などの要職を歴任した。米軍史上、女性としては2番目に四つ星将軍になった人物。当局者は、「バイデン大統領は女性海軍作戦部長の指名が歴史的な意味を持つことを承知しており、フランチェッティ氏が男女海兵隊員に良い影響を与えると信じている」と話した。

バイデン氏はまた、在韓米軍を管轄し、中国の軍事的脅威などに最前線で対抗するインド太平洋司令官にはサミュエル・パパロ太平洋艦隊司令官を指名した。ただ、米上院軍事委員会所属の共和党のトミー・タバービル議員が3月から、米兵への人工妊娠中絶の権利確保を支援する国防総省の政策の撤回を求めて軍人事日程を保留しているため、任命までには時間がかかるとみられる。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com