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「トレベルメーカー」グアルディオラ監督が自身3度目の欧州CL制覇

「トレベルメーカー」グアルディオラ監督が自身3度目の欧州CL制覇

Posted June. 12, 2023 08:07,   

Updated June. 12, 2023 08:07

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「(欧州チャンピオンズリーグ)優勝は神が決めるようだ」

マンチェスター・シティ(イングランド)のジョゼップ・グアルディオラ監督は11日、インテル・ミラノ(イタリア)との2022~23シーズン欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝で1-0の勝利を収め、「ビッグイヤー(CL優勝トロフィー)」を獲得した後、このように語った。

今回の優勝でグアルディオラ監督は指導者として3度目のCLの頂点に立った。そしてCL優勝を入れた「トレブル」(3冠)を2度達成した初の監督として名を残した。グァルディオラ監督はFCバルセロナ(スペイン)監督時代の2008~09シーズンと2010~11シーズンにチームをCLの頂上に導いた。2008~09シーズンにはスペインのラ・リーガと国王杯優勝まで果たし、トレブルを達成した。当時「サッカーの神様」リオネル・メッシがバルセロナでプレーしていた。

グアルディオラ監督はバルセロナを退団した後も、新たな所属チームに次々とリーグ優勝トロフィーを抱かせた。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を采配した2013~14シーズンから3年連続ブンデスリーガの頂点に立った。2016~17シーズンにマンC指揮官に就任したグァルディオラ氏は、今季まで3連覇を含めイングランド・プレミアリーグ(EPL)優勝を5回も果たした。

しかし、バルセロナを去った後、CL優勝とは縁がなかった。マンC監督就任後、CLでベスト8に3回、準決勝と決勝にそれぞれ1度ずつ進出した。このため「当代最高の戦術家」と呼ばれるグァルディオラ氏に対しては、「メッシがいなければCL優勝ができない指導者」という評価が付きまとうこともあった。

指導者として12年ぶりに再び「ビッグイヤー」を抱いたグアルディオラ氏は、「疲れた。平穏だ。そして満足している」と感想を述べた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com