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100以上の国語に対応するグーグル「PaLM2」、コーディングを行い数学も解く

100以上の国語に対応するグーグル「PaLM2」、コーディングを行い数学も解く

Posted May. 10, 2023 08:51,   

Updated May. 10, 2023 08:51

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グーグルが10日(現地時間)、年次開発者向けイベント「I/O2023」で100以上の言語を支援する大規模言語モデル(LLM)を公開する模様だ。

米国CNBCは8日、グーグルが年次開発者向けイベントで「PaLM2」という最新LLMを初めて発表すると報道した。グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は昨年5月、年次開発者向けイベントで PaLM2の初バージョンを公開し「5400億の媒介変数を活用してトレーニングを積んだ現存する最も大きな言語モデル」と説明した。

CNBCによると、 PaLM2は100以上の言語をサポートしている。グーグルは内部テストを通じて PaLM2が多様なコーディング作業を行いし、数学問題も解くことを検証した。情報技術(IT)業界の専門家らは、 PaLM2の学習に5400億以上のパラメータが活用されたものと推定している。

PaLM2はグーグル「Bard」に適用される可能性が高い。グーグルは対話型人工知能(AI)検索サービス「Bard」を米国、英国、韓国など一部地域で制限的に公開した状態。現在、英語サービスだけが行われているが、グーグル内部では韓国語とともに日本語バージョンの発売も検討している。

グーグルのライバル会社であるマイクロソフト(MS)は4日、対話型AI検索サービス「ビング」をすべての利用者に全面公開した状態だ。これとは異なり、グーグルはまだ既存の検索サービスに生成型AI技術を適用していない。年次開発者会議でAI検索サービスと関連した具体的な計画を公開することが分かった。

ピチャイ氏は年次開発者向けイベントで「AIがユーザーの潜在力を発揮できるよう支援する方法」をテーマに発表する。


マウンテンビュー=ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com