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「歌手サイは知らなくても、びっしょりショーは知ってる…文化になる」

「歌手サイは知らなくても、びっしょりショーは知ってる…文化になる」

Posted May. 10, 2023 08:48,   

Updated May. 10, 2023 08:48

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「コンセプトが続けばスタイルになり、そうすれば文化になります。もう歌手のサイ(写真)のことをよく知らない人たちも、夏には『びっしょりショー』に行くことが一つの文化になりつつあると思います」

3日、ディズニープラスを通じて公開された「サイのたっぷりショー2022」は、9つの都市で35万人の観客が参加した昨年のびっしょりショーを生々しく盛り込んだコンサートライブフィルムだ。2011年に始まった「びっしょりショー」は、サイがW杯期間中に街頭応援を見て着眼したフェスティバルで、観客が水に濡れたまま楽しむのが特徴だ。9日、画像で会ったサイは、「(ショーが)10年間すくすく育ってくれた」と話した。

今回の公演の実況映像の見どころは現場音。サイは、「他の公演物に比べて観客の声が大きくキャッチされた。臨場感を存分に感じることができるだろう」と話した。ダンスと歌、舞台企画と演出までを全て引き受ける彼は、「歌手PSYが舞台で気兼ねすることなく走り回れるよう、演出者のパク・ジェサン(PSYの本名)は執拗で苦しい準備時間を持つ」と話した。

びっしょりショーの観客の平均年齢は25歳だ。サイは、「自分は相変わらず現役だと思って、とても誇らしい」と話した。彼は、「私の公演の観客には、『狂客』というニックネームがある」とし、「お腹が出て子供2人を持つ45歳のおじさんである私を、歌手『サイ』として生きていけるようにしてくれる方々だ」と話した。


キム・テオン記者 beborn@donga.com