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KBO「暴力など前歴の選手を源泉排除」、ピッツバーグのペ・ジファンら代表選出除外へ

KBO「暴力など前歴の選手を源泉排除」、ピッツバーグのペ・ジファンら代表選出除外へ

Posted April. 19, 2023 08:36,   

Updated April. 19, 2023 08:36

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アン・ウジン(24=キウム)はもちろん、ペ・ジファン(24=ピッツバーグ・パイレーツ)も杭州アジア大会出場が不可能になった。韓国野球委員会(KBO)が暴力などの前歴のある選手は代表チームに選ばないことを原則としたためだ。

KBO戦力強化委員会の趙啓顯(チョ・ゲヒョン)委員長は18日、ソウル江南区(カンナムグ)にある野球会館で約2時間にわたる会議を終えた後、取材陣に対し「飲酒や暴力、セクハラなどで野球界の品位を損ねたことがある選手は代表選出過程から除外することを柱とした基本的な骨子を決めた」と明らかにした。

アン・ウジンは高校時代の校内暴力事件のため大韓体育会から国家代表永久資格停止処分を受け、今年9月23日に開幕する杭州アジア大会出場がすでに不可能な状態だった。ペ・ジファンは、このような懲戒を受けたことはないが、2018年に交際女性を暴行した疑いで大リーグ事務局から30試合出場停止処分を受けた前歴がある。ペ・ジファンは今季、右腕に太極旗(テグッキ)のタトゥーを入れ、国家代表選出に意欲を示したが、同日の決定で代表選出の可能性は事実上なくなった。

また、趙委員長は「代表選出が『軍免除手段』として認識される現実も正す」とし、「国家代表の責任感と義務をさらに強調することで、太極マークをつけた時、どのような行動と心構えを見せるべきかをより重視するよう(認識を)変えたい」と強調した。

戦略強化委員会は2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1ラウンド敗退後、KBOで技術委員会を拡大再編して設置した組織で、国家代表チーム関連業務を総括する。同日の会議には、趙委員長はじめ戦略強化委員6人と柳仲逸(リュ・ジュンイル)杭州アジア大会代表監督が出席した。戦略強化委員会は今月末、杭州アジア大会代表の予備エントリーを発表した後、6月中に最終エントリーを発表する計画だ。


黃奎引 kini@donga.com