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「第二子が生まれない韓国」、昨年出生児の中で第一子が過去最高の63%

「第二子が生まれない韓国」、昨年出生児の中で第一子が過去最高の63%

Posted March. 27, 2023 08:28,   

Updated March. 27, 2023 08:28

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昨年生まれた子どものうち第一子が占める割合が初めて60%を超えた。晩婚の傾向に教育費など経済的な負担のため第二子以上を産む世帯が減ったからだ。

26日、統計庁の「2022年出生・死亡統計」によると、昨年生まれた子供のうち第一子は15万6000人で、全体出生児(24万9000人)の62.7%を占めた。1年前(56.8%)より5.9ポイント高くなり、関連統計が作成された1981年以降最高の割合だ。

第一子の割合が高くなったのは、全体出生児数が減少する中で、第二子以上の出産が減少したことによるものだ。昨年の全体出生児数は1年前より1万2000人減ったが、このうち第一子は8000人増えた。これに比べ、第二子は1万5000人、第三子以上は4000人減少した。第一子の数は2015年から全体出生児数減少と共に毎年減ったが、昨年は新型コロナウイルス感染症で延ばされた結婚および出産が再開された影響で増えた。

第一子の割合は2011年からずっと前年比上昇した。11年51.0%から昨年62.7%へと、11年ぶりに11.7%ポイント上昇した。一方、同期間、第二子の割合は38.1%から30.5%に、第三子以上は11.0%から6.8%に下がった。

このような現象は晩婚で出産時期が遅れた影響が大きい。高齢出産で第2子以上を産むことが難しくなったためだ。2021年基準の女性の初産年齢は平均32.6歳で、1年前より0.3歳増えた。該当統計が初めて作成された1993年26.2歳以後、毎年高くなっている。


世宗市=チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com