Go to contents

3日間「ホームアローン」、生後20ヵ月児が餓死

3日間「ホームアローン」、生後20ヵ月児が餓死

Posted March. 27, 2023 08:28,   

Updated March. 27, 2023 08:28

한국어

先月、3日間放置された末、栄養失調で死亡した生後20ヵ月の赤ちゃんの隣には、海苔に包んだご飯一杯だけが置かれていたことが分かった。

26日、国会法制司法委員会所属の最大野党「共に民主党」の李誕熙(イ・タンヒ)議員が、法務部から提出を受けた公訴状によると、児童虐待殺害などの容疑で拘束起訴された母親のA容疑者(24)は、1年間60回にわたって544時間、B君(2)を放置していたことが分かった。

公訴状によると、A容疑者は2021年5月に息子を出産したが、夫は頻繁な夫婦喧嘩の末、昨年1月に家を出た。その後、A容疑者は特別な職業なしに息子を育てたが、たびたびB君を一人にして町内のネットカフェなどに行ってきたりしたという。特に、昨年11月に新しい彼氏ができてから、A容疑者の外泊も多くなった。昨年のクリスマスと今年1月1日も、彼氏に会うために息子を放置したことが分かった。

一人でご飯を食べることができなかった赤ちゃんは、粉ミルクや離乳食をきちんと食べられず栄養失調の状態に陥ったが、A容疑者は今年1月だけで15回も息子を家に一人に放置したという。A容疑者は1月30日午後も、彼氏に会いに行って、2月2日に3日ぶりに帰宅したが、B君は脱水と栄養失調で死亡した状態だった。検察は控訴状で、「警察が現場を確認した結果、子供のそばには海苔で包んだご飯一杯だけが置かれていた」と話した。


車埈昊 run-juno@donga.com