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検察、「てんかん兵役不正」のラッパー・ラビなど計137人を起訴

検察、「てんかん兵役不正」のラッパー・ラビなど計137人を起訴

Posted March. 14, 2023 08:13,   

Updated March. 14, 2023 08:13

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検察と兵務庁は、3ヵ月間の合同捜査の末、虚偽のてんかん診断と出勤記録の改ざんなどに関与した兵役ブローカー2人と兵役忌避者109人、共犯25人の計137人を起訴した。

ソウル南部地検と兵務庁の合同捜査チームは13日、虚偽のてんかん診断を受けて兵役逃れをした容疑で、アイドルグループ所属のラッパー・ラビ(本名キム・ウォンシク、30)と、部長判事出身のA弁護士の子供などを起訴したと明らかにした。彼らは2019年9月から昨年10月まで、兵役ブローカーと共謀し、発作などのてんかん症状を虚偽に作り出し、兵務庁に虚偽診断書を提出して兵役を逃れた容疑(兵役法違反など)が持たれている。子供の兵役逃れを助けたA弁護士は、共犯として起訴された。検察の関係者は、「A弁護士は、契約過程などに関与したことが分かった」と説明した。

これと共に、合同捜査チームは同日、社会服務要員として服務しながら141日間欠勤するなど、服務を忌避したラッパー・ナプラ(本名チェ・ソクベ、31)と、服務忌避を助けた公務員など6人も裁判にかけた。検察は、「ナプラは、精神疾患を理由に数回服務を中断し、服務中断をしない期間にも141日間出勤しなかった」とし、「元瑞草(ソチョ)区庁担当公務員のB氏と、ソウル地方兵務庁服務指導官のC氏などは、ナプラの精神疾患が悪化したと思って出勤簿を改ざんしたり、服務に適さないように書類を操作したりしたことが分かった」と明らかにした。

合同捜査チームは、今回の捜査を通じて、ブローカー2人とナプラ、B氏とC氏の計7人を拘束し、犯罪収益16億ウォンに対する追徴保全措置を取った。起訴対象には、バレーボール選手のチョ・ジェソンとプロサッカー選手2人など、スポーツ選手や助演級俳優のソン・ドクホなどが含まれている。


パク・ジョンミン記者 blick@donga.com