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タワークレーン運転士、サボタージュや飲酒後の作業時は最大1年間免許停止

タワークレーン運転士、サボタージュや飲酒後の作業時は最大1年間免許停止

Posted March. 13, 2023 08:24,   

Updated March. 13, 2023 08:24

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タワークレーンの運転士たちが昼食に酒を飲んだ後働いたり、普段よりタワークレーンにゆっくり上がって作業速度を故意に遅らせる場合などは、最大1年間の免許停止処分を受けることになる。

12日、国土交通部は、タワークレーンの運転士が故意に低速運行をするなど不法・不当行為をすれば免許停止ができるよう、細部基準を用意したと明らかにした。月例費を受け取るタワークレーン運転士の免許を停止するという政府の発表後、建設現場の随所でサボタージュが発生したことに伴うものだ。国土部によると、10日を基準に大手建設会社(施工能力評価上位10社)の現場の42%(146社)で、タワークレーン運転士の作業遅れなどで工事に支障が生じた。

国土部は、資格停止処分を下すことができる不誠実業務の類型を15件に細分した。一般事項(1件)と勤務態度(4件)、禁止行為(2件)、作業拒否(8件)に区分される。普段より意図的に作業を遅らせて、後続工程に支障が生じた場合、現場で定めた作業開始時間までに正当な理由なしに作業準備を完できなかった場合などが含まれる。

国土部は、月2回以上特定タイプの不誠実業務を行った場合、誠実義務に違反したと判断し、免許停止処分に入る。勤務時間の終了前に酒を飲んだり、建設会社(元請け)の作業指示を特別な理由なしに拒否する場合は、安全や工程に大きな影響を与えると判断し、1回発生した場合、処分手続きに着手する。

国土部の元喜龍(ウォン・ヒリョン)長官は、「タワークレーンが止まれば建設現場が止まるという点を悪用して、作業を故意に遅らせるなど、工事期間の遵守という共同目標に背を向ける行為に強力な警告メッセージを送る」と話した。

警察は今年7月までの4ヵ月間、暴力団と関連した犯罪について特別取り締まりを行う。特に一部の暴力団員が建設現場で労組専従費や月例費などを名目に金品を奪う、いわば「建爆」事例について集中的に取り締まりを行う。警察は、建設労組の組合員になりすまして、工事を妨害すると脅かし、建設会社などから数千万ウォンを奪った暴力団員3人を摘発し、拘束した。


チョン・スング記者 soon9@donga.com