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ウクライナ戦争1年、米ロ大統領が互いに「私たちが勝った」

ウクライナ戦争1年、米ロ大統領が互いに「私たちが勝った」

Posted February. 22, 2023 08:52,   

Updated February. 22, 2023 08:52

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バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が、ロシアのウクライナ侵攻1年(24日)を前にそれぞれ演説を行った。米国主導の自由民主主義陣営とロシア・中国中心の権威主義陣営間の対決が激しさを増している。

プーチン氏は21日(現地時間)、ロシアの首都モスクワ中心部の展示場ゴスチヌイ・ドヴォルで、上下両院議員、軍指揮官、兵士らに対して国政演説を行った。プーチン氏は1年前のウクライナ侵攻、「特別軍事作戦」の成果を強調し、ウクライナへの支援を増やしている西洋諸国を強く批判した。

ウクライナを電撃訪問したバイデン氏は同日、ポーランドの首都ワルシャワで世界市民に向けて演説する。ポーランドは、北大西洋条約機構(NATO)の最前線であり、ウクライナと国境を接している。バイデン氏は、西洋諸国の結束が引き出した成果を強調し、ロシアの大攻勢は成功しないことを強調するとみられる。

米紙ニューヨーク・タイムズは、7時間を置いて行われた両首脳の演説について、「ウクライナ戦争は、西洋諸国が設計した世界秩序がロシアと中国の新たな挑戦から生き残るかどうかに関わる」とし、「戦争が2つの『冷戦戦士(cold warrior)』の代理戦争になった」と分析した。


趙은아 achim@donga.com