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孫興民が途中投入4分で今季5ゴール目、トッテナムが2-0勝利

孫興民が途中投入4分で今季5ゴール目、トッテナムが2-0勝利

Posted February. 21, 2023 09:17,   

Updated February. 21, 2023 09:17

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孫興民(ソン・フンミン=31、トッテナム・ホットスパー)が途中出場4分でゴールを決めた。

孫興民は20日、ホームで行われたウェストハムとの今季イングランド・プレミアリーグ(EPL)試合でベンチスタートしたが、1-0でリードしていた後半23分、リシャルリソン(26)と交代して投入された。孫興民が今季に途中出場した試合は、昨年9月18日のレスター・シティ戦以来2度目だ。

後半27分、カウンターの状況でハリー・ケイン(30)が相手DF2人の間を駆け抜けていた孫興民にパスを出した。ボールは孫興民の足に正確に届けられた。孫興民はボールを一度タッチした後、ペナルティーエリアでゴール右に向かって右足で蹴った。孫興民とケインのコンビネーションによ45点目のゴールだ。ケインは今季2アシストを記録しているが、いずれも孫興民の得点につながった。

先月5日のクリスタルパレス戦でリーグ4ゴール目を決めた孫興民は、6試合ぶりで46日ぶりに5点目を記録した。先月24日のフラム戦でのアシスト以来3試合ぶりの攻撃ポイントだ。今季、EPLで5ゴール3アシストを記録している孫興民は、EPL通算98得点を挙げており、アジア選手初のEPL100得点まであと2ゴールを残している。孫興民はトッテナム所属では97得点を記録したテディ・シェリンガム(57)を超えてEPL史上最多得点2位になった。1位は200得点のケインだ。

孫興民は試合MVPの「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれた。今季2度目の「マン・オブ・ザ・マッチ」だ。胆嚢摘出の手術を受けて回復中のアントニオ・コンテ監督(54)の代わりにトッテナムの指揮を執っているアシスタント・ヘッドコーチのクリスティアン・ステリーニ氏(49)は、「孫興民はまだ100%のコンディションではないため、管理が必要だ」とし、「スペースが空けば、孫興民は驚くほど期待に応えて得点する」と褒め称えた。トッテナムは勝ち点42(13勝8敗3分け)で消化試合数が1試合少ないニューカッスル(勝ち点41)を抜いて4位に上がった。

孫興民の今季2度目の途中出場について、現地では論争が起こった。孫興民が今季、EPL5ゴールのうち4ゴールが途中出場した試合で生まれた。元チェルシーFWのジミー・フロイド・ハッセル場インク(51)は、「(スタメンリストから除外して)奮起させるほど孫興民は良いプレーをしたし、得点した」とし、「私なら引き続き孫興民を途中出場させる」と話した。元ブライトンFWのグレン・マレー(40)は、「孫興民は攻撃と守備をつなぎつつ、より多くの得点機会をチームに提供しながら違いを作れる選手だ」と言い、孫興民の先発起用を支持した。孫興民は試合終了後、「途中出場が好きな選手はいない。だが、ベンチにいる時もチームにどうやって役に立てられるかを考える」とし、「自分がもっとうまくできるということを知っているし、もっとうまくやりたい」と語った。

ドイツ・ブンデスリーガ、マインツの李在成(イ・ジェソン=31)は同日、敵地でのレバークーゼン戦で、1-1で迎えた前半49分に勝ち越しゴールをアシストし、2試合連続で攻撃ポイントを記録した。李在成は11日に行われたアウクスブルク戦で2ゴールを決めるなど、今季6ゴール2アシストを記録している。マインツは3-2で勝った。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com