日本「１月の外国人観光客の３７％が韓国人」

１６日午後、東京地下鉄の浅草線。東京の関門である成田空港と羽田空港を結ぶ地下鉄で、銀座や浅草など有名観光地も通る路線だ。列車のあちこちには車輪のついたスーツケースを持った乗客がよく目についた。その多くは、ソウル金浦（キムポ）空港や仁川（インチョン）空港が出発地と書かれたバーコードのタグが貼られていた。

最近、東京はまさに韓国人観光客で賑わっている。先月、日本を訪れた外国人３人に１人は韓国人であるほどだ。日本政府観光局によると、１月に日本を訪れた外国人１４９万７０００人のうち、韓国人は５６万５０００人だった。外国人観光客全体の３７.７％だった。東京の有名ショッピングモールである銀座シックスで会った韓国人のチェ某さんは、「３泊４日の日程で東京に遊びに来たが、どこに行っても韓国人が多く、外国とは感じられないほどだ」と話した。

米ニューヨークを訪れる観光客も、コロナ禍前の２０１９年の水準の８５％まで回復した。昨年、ニューヨークを訪れた観光客は５７００万人で、前年比７１.４％急増した。

コロナ禍の中、抑えられていた旅行需要が爆発したことにより、宿泊や航空関連企業の収益性も回復傾向が続いている。

世界最大手の共有宿泊プラットフォーム「エアビーアンドビー」の昨年第４四半期（１０～１２月）の売上は、前年比２４％増の１９億ドル（約２兆２８００億ウォン）に達した。１５日（現地時間）、ナスダックに上場されたエアビーアンドビーの株価は１３.５％高騰し、２０２０年１２月以降５０ヵ月ぶりに最大幅に増加した。同日、この会社は株主たちに送った手紙で、「２０２３年第１四半期（１～３月）も続く強い需要を見ることになり興奮する」とし、「特に、今年初めに夏の旅行を予約したヨーロッパおよびアジア太平洋地域の客から持続的な回復傾向が見られる」と明らかにした。


金玹秀 kimhs@donga.com