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「経済大統領」パウエル氏の年俸、ウォール街1年目のレベル

「経済大統領」パウエル氏の年俸、ウォール街1年目のレベル

Posted February. 16, 2023 08:33,   

Updated February. 16, 2023 08:33

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米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長(70、写真)が最近、自身の年収が19万ドル(約2億3700万ウォン)水準だと明らかにしたことを受け、一言で世界市場を動かすFRB議長の年収が高すぎるのではないかという論議が起こっている。

米ブルームバーグは14日、パウエル氏の年収が米ウォール街の投資銀行アソシエイトの平均基本年収レベルにすぎないと報じた。「ボーナス」まで考慮すると、パウエル氏は大学を卒業したばかりの「1年目」アナリストより少し多いレベルだと、ブルームバーグは指摘した。

金融業界の人材サイト「ウォールストリート・オアシス」によると、4年目以上の銀行員に該当するアソシエイトの基本年収は15万~20万ドル。これにウォール街の役員の収入の核心である「ボーナス」まで加えると30万ドル(約3億7500万ウォン)まで増える。銀行に入社したばかりの1年目アナリストの場合、平均年収が2021年基準で17万1000ドル(約2億1300万ウォン)だった。パウエル氏とわずか2000万ウォンの差だ。

パウエル氏の年収は米議会で決定される。2022年基準、FRB議長、財務長官など「1級(レベルⅠ)」に分類された上級官僚の年俸の上限は22万6300ドル。これは14年以来、8年間凍結されている。バイデン大統領の年収は40万ドル(約5億ウォン)だ。

パウエル氏は18年、トランプ政権時代にFRB議長に任命され、現在まで議長を務め、米国の主要な金融政策の決定に重要な役割を果たしている。パウエル氏は7日の対談で、「私の年収は19万ドル」とし、「これは適正な水準だ」と明らかにした。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com