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MLBも延長タイブレーク制、「永久的」ルールに正式決定

MLBも延長タイブレーク制、「永久的」ルールに正式決定

Posted February. 15, 2023 08:51,   

Updated February. 15, 2023 08:51

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延長戦のタイブレーク制が米大リーグ(MLB)でも公式ルールになった。

14日、AP通信などによると、大リーグ球団の関係者6人と選手4人、審判1人で構成されたMLB合同競技委員会はタイブレーク制を「永久的な」ルールに変更することで満場一致で合意した。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は、「球団オーナー会議の結果、球団もタイブレークに慣れており、選手たちからも良い反応があると思う」と話した。

MLBは新型コロナウイルス感染症の拡大で7月末になってようやくシーズン開幕に漕ぎつけた2020年に同ルールを初めて導入し、以後昨年まで3年連続して「臨時に」ルールを採択していた。MLBのルール変更後もポストシーズンは同ルールを適用しない。

延長戦にもつれると無死走者二塁で攻撃を始めるタイブレーク制はますます「標準ルール」になりつつある。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、国際野球連盟(IBAF)時代の2008北京五輪の時から同ルールを採用しており、来月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でもやはり採用する。

MLB試合運営委は同日、野手のマウンド登板条件も強化することで一致した。新シーズンからは10点差以上でリードしている時は9回以降のみ、負けている時もイニングに関係なく8点差以上の時に限って野手を投手として起用することができる。昨年までは6点差以上ならイニングに関係なく野手を投手に起用することができた。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com