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839日ぶり! 今月30日から屋内マスク解除

839日ぶり! 今月30日から屋内マスク解除

Posted January. 21, 2023 09:56,   

Updated January. 21, 2023 09:56

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「839日ぶり」

政府は30日0時から、新型コロナウィルス関連の屋内でのマスク着用義務をほとんど解除すると20日発表した。2019年末に中国から始まった新型コロナの韓国国内での流行を防ぐため、2020年10月、韓国政府がマスク着用義務指針を出してから約2年3ヵ月ぶりのことだ。ただ、病院や公共交通機関など、一部の感染脆弱施設には当分着用義務指針が維持される。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相は同日、中央災難安全対策本部での会議で、「旧正月連休(21~24日)の間に移動が増え、対面接触が増えることを考慮し、(着用義務の解除時点を)連休以降に決めた」と明らかにした。続いて「(中国発変異株の流入など)対外リスク要因も十分に管理可能な水準だと判断した」と付け加えた。これに先立って政府は、2020年10月13日からマスク着用義務の指針を初めて施行し、昨年9月に「屋外」でのマスクに限り着用義務指針を解除した。

当初、「中国発新型コロナの再流行」が屋内でのマスク着用義務を解除するかどうかの主な変数に挙げられた。年明けまでは、中国発短期入国者の31.5%(4日基準)が感染者であることが明らかになり、緊張が高まったが、最近安定化傾向に入り、中国発変異株の流入に対する懸念も減っている。

この日の発表により、30日からは屋内でマスク着用が自主的「勧告」事項に変わる。屋内で使わなくても、これ以上「10万ウォン以下の過料」を払わなくても良いという意味だ。ただ、新型コロナの感染に脆弱な人々が主に利用する一部の施設では、マスクを引き続き着用しなければならない。医療機関や薬局、一部の社会福祉施設(療養病院、長期療養機関、精神健康増進施設、障害者福祉施設)などがこれに該当する。不特定多数が利用するバスや汽車、旅客船、航空機、タクシーなどの公共交通機関も、依然として着用義務場所として維持される。

残りの新型コロナの防疫規則は、事実上「感染者の7日間の隔離」だけだ。保健当局は、義務隔離期間を減らす案も本格的に議論を始めるものと見られる。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com