ベント氏、ポーランド代表監督に就任か

　

昨年のワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で韓国を１６強に導いた元韓国代表監督のパウロ・ベント氏（５４）がポーランド代表を采配する見通しだ。

ポーランドの公共放送ＴＶＰは１９日（現地時間）、ベント氏がポーランド代表監督を務めると報じた。同放送は、ベントゥ氏と一緒に仕事をしたサッカー関係者を通じてこのような事実を確認したとして、「ポーランドサッカー協会が２５日に記者会見を開き新監督の選任を正式発表する予定だ」と報じた。

ポーランドはカタールＷ杯決勝トーナメント１回戦でフランスに敗れ、準々決勝進出に失敗した。その後、ポーランドサッカー協会はチェスワフ・ミフニエヴィチ監督（５３）との契約を延長しないことを決め、これまで次期監督を探してきた。ポーランドサッカー協会のツェザリー・クレシャ会長会長は現地メディアとのインタビューで具体的な名前は言及しなかったが、「外国人指導者が新しい監督になるだろう。私たちの考えを伝えて返事を待っているところだ」と明らかにした。２０２１年までの７年間、スイス代表チームを率いたペトコビッチ氏（６０）もポーランド代表監督候補にあがったが、クレシャ会長がベント氏を強く押し付けたという。

ベント氏がポーランド代表監督に赴任すれば、母国ポルトガル（２０１０～２０１４年）と韓国（２０１８～２０２２年）に続き３番目に代表チームを指揮することになる。


キム・ジョンフン記者　 hun@donga.com