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韓国造船業の受注量が4年連続で2位、1位中国との差を縮める

韓国造船業の受注量が4年連続で2位、1位中国との差を縮める

Posted January. 11, 2023 08:45,   

Updated January. 11, 2023 08:45

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韓国造船業は、昨年まで4年連続で船舶受注量が2位にとどまったが、1位の中国との格差を縮めた。

10日、造船海運の市況分析機関クラークソンリサーチによると、昨年、韓国は1627万CGT(標準貨物船の換算トン数、289隻)を受注し、中国(2082万CGT)に次いで2位となった。2018年に1位になって以来、4年連続で中国に後れを取っているが、両国間の格差は縮まっている。韓国と中国の受注量の差は、2021年の833万CGTから昨年は455万CGTに縮まった。中国が2021年比受注量が20.5%減少する間、韓国は8.9%のみ減る水準で善戦したおかげだ。

世界市場での韓国造船業のシェアは、昨年は38%だった。昨年末基準で韓国の受注残量(残りの仕事)は3750万CGTで、1年前の3011万CGTから739万CGT(24.5%)が伸びた。中国の昨年末の受注残量の4788万CGTは、同期間14.9%伸びた数値だ。

造船会社の収益性と直結する新造船価指数は、昨年12月は1年前比7.63ポイント上がった161.81ポイントを記録した。船種別の船価は、液化天然ガス(LNG)の運搬船が2億4800万ドル(約3090億ウォン)、大型タンカーが1億2000万ドル、超大型コンテナ船が2億1500万ドルをそれぞれ記録した。

産業通商資源部(産資部)は、韓国は大型LNG運搬船などの高付加価値船舶市場で、世界の発注量(2079万CGT)の57.6%にあたる1198万CGTを受注したと発表している。造船業界の関係者は、「環境にやさしい高付加価値船舶の建造市場を主導しながら収益性を高める中で、量的にも中国との格差を再び縮めている」と話した。


金在亨 monami@donga.com