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李明博元大統領「国民に心配かけ申し訳ない」、恩赦受け帰宅

李明博元大統領「国民に心配かけ申し訳ない」、恩赦受け帰宅

Posted December. 31, 2022 09:18,   

Updated December. 31, 2022 09:18

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「国民に心配をかけたことを申し訳なく思う」

新年「特別赦免」で赦免・復権となった李明博(イ・ミョンバク)元大統領(81)は30日、ソウル江南区論峴洞(カンナムク・ノンヒョンドン)の自宅前でこのように述べた。自動車部品メーカー「ダース」の資金252億ウォンを横領した容疑などで2020年10月、最高裁で懲役17年が確定した李氏は、6月に健康上の理由で刑執行が停止され、ソウル大学病院で入院治療を受けてきた。李氏は同日、退院して自宅に向かった。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は李氏に電話をかけ「快復を願う」と述べた。

同日午後1時55分頃に自宅に到着した李氏は、少しやせていたが、比較的元気そうだった。濃いグレーのコートを着た李氏は、自宅前に集まっていた支持者たちと握手を交わし、支持者数十人は李氏の名前を連呼した。李氏は退院する時は車椅子を使っていたが、自宅前では介助なくゆっくり歩いていた。

李氏は自宅前で、「この5年間に多くの人々、特に若い人々が私に声援を送り、祈ってくれた。この場を借りて感謝の言葉を伝えたい」と話した。そして、コロナ禍のこの3年間、困難を経験している国民と企業にねぎらいの言葉をかけ、「私は大韓民国の繁栄のために祈ることで役割を果たしたい」と述べた。

自宅前には、親李(李明博)系の座長だった与党「国民の力」の李在五(イ・ジェオ)常任顧問をはじめ、任太熙(イム・テヒ)、河今烈(ハ・グムヨル)元大統領秘書室長など親李系の人々が集まった。同党の権性東(クォン・ソンドン)、柳性杰(リュ・ソンゴル)、朴正河(パク・ジョンハ)、尹漢洪(ユン・ハンホン)、曺海珍(チョ・ヘジン)、太永浩(テ・ヨンホ)議員らが来て、李氏と自宅で歓談した。

ある出席者は、「李元大統領が自宅前で数人の人々と話を交わしている時、尹大統領から電話がかかってきた」とし、「尹大統領は李元大統領に『一日も早い快復を願う』と話した」と伝えた。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com