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柳賢振、例年より1ヵ月早く出国

Posted December. 30, 2022 08:39,   

Updated December. 30, 2022 08:39

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今年6月、左肘のトミージョーン手術を受けてリハビリ中の「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=35、トロント・ブルージェイズ)が例年より早くシーズン準備に入った。トロントとの4年契約の最後の年になる新年には必ず復帰を果たしたい気持ちの表れだ。

柳賢振は29日、仁川(インチョン)国際空港から米国へ出国し、「休み期間にも週に6回ずつトレーニングしながら元気に過ごした。段階的投球プログラム(ITP)に合わせて、現在10メートルのキャッチボールをしている。徐々に距離を伸ばして強度を上げるつもりだ」と現在の体調を明らかにした。

柳賢振は先月22日に帰国し、1ヵ月あまり休んだ後、再び飛行機に乗った。いつもは1、2月頃に出国したが、今回は出国日程を繰り上げた。それだけリハビリが切実な状況だ。チームのスプリングキャンプとリハビリ施設などがあるフロリダ州ダニーデンに向かう。普段は家族と一緒に出国したが、今回は先に出発した。柳賢振は「どうしても暖かいところでボールを投げたかったし、チームからも早く来てほしいということだった。到着したらすぐ練習を始めると思う」と話した。

復帰時期では7月中旬を見込んでいる。柳賢振は、「執刀医が決めたスケジュールを見ると、オールスターブレイク(7月中旬)が終わるやいなや実戦に入りそうだ。6月からはリハビリ試合をするようだ。7月だけ見て準備に励むつもりだ」と付け加えた。米大リーグは来年3月31日に開幕する。

柳賢振は2019年12月、トロントと4年8000万ドル(約1010億ウォン)で契約した。メジャー通算75勝45敗、防御率(ERA)3.27を記録している柳賢振は、トロントで3年間21勝12敗、ERA4.07を記録した。今年は腕と肘の痛みで6試合だけ登板し2勝、ERA5.67にとどまった。柳賢振は「手術を選択した瞬間からマウンドに上がるという考えだけでリハビリに臨んでいる。必ず7月に復帰し、韓国のファンに良い姿を見せたい」と意気込みを語った。


姜泓求 windup@donga.com