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傷痍有功者、交通福祉カード1枚で全国の公共交通機関を利用できる

傷痍有功者、交通福祉カード1枚で全国の公共交通機関を利用できる

Posted December. 22, 2022 08:47,   

Updated December. 22, 2022 08:47

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来年から、傷痍国家有功者は交通福祉カード1枚で、全国の市内バスや地下鉄を便利に利用できるようになる。国家報勲処は21日、傷痍有功者のための「報勲トップ(top)」カード(写真)を来年から導入すると発表した。現行の傷痍有功者の交通福祉カードは、地域間での互換性がなかったり、導入すらされていなかったりする地域が多く、使用が制限された。傷痍有功者が交通福祉カードで公共交通を利用するためには、別途の身分証を持参しなければならないなど不便を強いられている状況だ。

報勲処は、自治体や関連機関と協議し、2020年に国民参加予算で予算を確保し、交通福祉カードの全国互換システムを開発した。新しい交通福祉カードである「報勲トップカード」は、韓国造幣公社と新韓(シンハン)カードが製作および発行を、端末構築事業者が全国互換システムの開発を各々担当した。報勲トップカードの申請は、今年は住所地管轄報勲(支)庁ででき、来年からは近くの報勲(支)庁のどこでも可能だ。

報勲処は22日、ソウル市中区(チュング)のTマネー本社で参加機関および企業代表などが参加する中、実演行事を開催する予定だ。傷痍国家有功者向け交通福祉カードの全国互換事業は、今年の積極行政優秀事例競進大会で、「国民が体感する積極的で革新的な優秀事例」に選ばれ、首相賞を受賞した経緯がある。


尹相虎 ysh1005@donga.com